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採れたて怪談

ドーバーデーモン


 知人の体験談。硬軟織り交ぜ見識が高い筆者の師匠です。よくある「友達の友達」とか「従兄弟のカミサンの弟の友達」とか、いわゆる都市伝説の定番ではない、原体験を聞くことは大変に貴重なので備忘録。坂本竜馬の姉の旦那の兄弟の子孫とか変な話しも最近どこかで聞きましたね。この話は真偽または現象がなんだったのかはさて置き、出所は確かです。

50代半ばの師匠。職業名に「○○士」とつくお堅い仕事をされていて、普段から”面白い話し”をしますが”あやしい話し”をする御仁ではないこと申し上げておきます。

昨年12月下旬の16:00頃からウォーキングに出て、先日ご紹介した広大なるS公園を歩いておりました。
県下で一番標高が低い山の頂上附近を歩く頃には周囲はスッカリ暗くなり、もとから草木がうっそうとしていますので、足元をシッカリ見ていないとちょっと危ない。このころには17:30くらいになっていたでしょう。
ちょっと視界が開けたと思った途端、空気がズーンと重くなり、尋常でない寒む気が。冬の服装で小一時間歩いた、その背筋にゾゾゾと冷気が走り「これはまずい」。瞬時に思ったそうです。

と、前方に誰かが蹲って下を向いている。「うゎ」と思ってそそくさと通り過ぎようとしたけども、ひょっとして急病人でもしもの事が有ると、それも気分が悪かろう。

「大丈夫ですか?お気分が悪いんですか?」と覗き込もうとしたら、蹲っていた何かが顔をパッと上げて目が合う。
暗がりに真ん丸の大きな目玉が二つ、有り得ない大きさで爛々と光っていたそうです。

「ん、これは絶対に人間ではない。」、こんなに走ったことはあっただろうかと思うほどの速さで走り抜けたとのこと。


どうでしょう、ほぼ脚色無しの聞いたままですが、怖さを感じる文章は中々難しいです、書けないものですね。酒席での話しなのでご本人もどのくらい正確なお話か分かりません。何しろ話しが上手な人なので、場は大いに盛り上がり、というか冷えました。
この師匠、ご近所さんですので「今度の日曜、空いてる?場所を案内するから一緒に歩こうぜ」とお誘いが。

類話、というか怪談の定石は踏んでいるようで、民話では河童になるだろうし、冒頭のイラストは知ってる人は知っている”ドーバーデーモン”。宇宙人ではないかといわれる目撃談で提示されたもの。目撃者の属する文化圏で理解されやすいモノに置き換わりやすいですが、30年ほど前にも附近のW公園で目がテニスボール大に丸く輝くオカッパ少女の話が中高生の間でまことしやかにされていました。一部のグループだけかもしれませんが。このオカッパが30年経ってW公園からS公園に転居しているかもしれないと、ちょっと遠い目をして懐かしんでみました。

日頃より、怪力乱神を語らずという基本姿勢で(公人の立場では)いるつもりですが、近い人から近所の話しだったので、つい。
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