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聞き書き 消防団活動

 浜松市中心部の○○分団で活躍されている先輩と世間話。今でもお会社の若者を数名同分団に入団させ、積極的に地域の防災活動に貢献されています。

 当社の団員も今年は元旦から林野火災があり、初日の出を待っている間に緊急呼び出し、現場に移動中にご来光とか、営業会議の準備中に火災の応援要請があったり、この時期いそがしそうです。(消火活動を優先させ残りのメンバーで会議しました)・・・「出初は元旦に済ませました」

 氏が前線でご活躍の頃の武勇伝で印象深かったものをいくつか。

1)ポンプ側で接続待ちのホースが4本あり。うち3本の行き先は筒先を火元に構えて放水待機中。残り1本は背負子にホースを積んで移動中。「何でもいいから急げ!」と急かされ繋いで送水したホースが水圧でくねりながら辿り着いた先は背負子の団員。水圧で真上にピョ~ンと飛んでいった。

2)今は大手のスーパーになっている場所。もともとあった工場が火災で全焼。いたるところに走るガス管、随所から炎が噴出す現場。炎上中の更衣室に踏み込んだところ、鉄のロッカーが並んでいるが、温度上昇でロッカー内の衣服が発火⇒ロッカーの扉がバガンと開き、炎が噴出す。これが何面もバガンバガンと開いていく光景は「恐ろしかったぜ~」とのこと。

3)全焼現場の焼け跡、残務処理。間仕切りも何も消失すると元々の間取りが全く分からない。真っ黒に焦げた瓦礫に水浸しの床は何がなんだか分からない。ズボッ!と開口部に落ちる。胸まで嵌ってもがいていたらやけに臭い。汲み取りのトイレだった。なんとか引っ張り上げてもらって、ポンプの放水で洗って貰う。

4)某コンビニ火災。「今あるコンビには立て直したんだよ」という現場。今は分団ごとの出動要請だが、20年位前かな、まだ受け持ちエリアが曖昧で、現地に到着が早い分団が火消しに掛かるという現場ルール。まず駆けつけた氏が一番現場に近い水利を確保。次に来た別の分団が遠くの水利で活動開始。おっとり刀で到着した本隊と確保した水利で活動開始。「今にして思うと本末転倒だったね」、現在は通信と組織効率の向上で縄張り感覚が無くなって来たようです。

5)浜松の凧祭りといえば消防団の見せ場。進軍ラッパなどがその名残とはどこかのエントリで紹介しました。古い街中の町内会なのでその気風が強く残り、その町内の凧祭りの役員は分団出身者でないと「させね~んだ」という。凧祭りで、絡まりあった凧糸を他の町内がさわることはないという暗黙の了解があるが、火災現場でよその分団のホースが絡まりあっているときに凧場のルールで「よそ様のホースはさわらねえ」と悪い癖が出た。

ザックリ覚えたままを書きましたので分かりにくかったら済みません。
縄張り意識のあたりは江戸時代の町火消しと基本的に変わらないようで妙に感心しました。纏(まとい)はヨソの組が入ってこない為の縄張り表示に使われていました。

酒席でべらんめえの社長の語り口なのでとても面白く聞きまして、覚え書き。
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旅を仕事にしたい今日この頃。

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