FC2ブログ

中小(零細)製造業の火気を伴う危険作業

【静岡】掛川の中心部で倉庫など4棟全焼 2009年6月5日中日新聞

 4日午後4時20分ごろ、掛川市掛川の造花製造業○○○○さん(52)の作業所兼倉庫から出火、木造一部鉄骨2階建て延べ約220平方メートルを全焼したうえ、北隣のそれぞれ別々の所有者の倉庫3棟(延べ計約290平方メートル)も全焼して、3時間半後に鎮火した。

 掛川署の調べでは○○さんの作業所兼倉庫の北側部分が激しく燃えていた。作業所2階の北側では○○さんが午後3時ごろまで塗装作業南側2階では従業員が4時ごろまで はんだごてを使う作業をしていたという。

 現場はJR掛川駅から北北西へ約350メートルの住宅密集地。ポンプ車など20台が出動し、消防団も含め128人が消火にあたった。同署と消防本部は5日朝から出火原因などを調べる。

以上、引用終わり



 先週のニュースですが、まずもって被災者の皆様にお見舞い申し上げます。本エントリ上では個人名は関係ないので伏せてあります。強調着色部分で問題点は明らか、危険作業の結果と言わざるを得ません。
 6/4当日の夕方、たまたま出先のTVニュースで出火直後と言いますか、消火活動中の現地映像を見ました。個人的に好きな住宅地に溶け込む町工場の懐かしい風景がまた一つ失われてしまい、残念に思いながら画像を眺めていました。延べ220㎡と言うことで、恐らく消防法上の設置義務は消火器のみ。危険物の取り扱いの規制については記事やニュースからは不明。防火管理制度にも掛からない作業人員だったのでは、と思います(憶測で済みません)。換気の状況も分かりませんが、塗装作業と同じ場所で、はんだ作業という、我々がちょっと考えても危険だと思うことですが、日常の慣れだろうと思います、危機意識のハードルが下がっていたのだろうと推察されます。
 結果、自社の全焼は勿論、密集した住宅地という環境にあり、それぞれ持ち主の違う3棟の倉庫にも延焼被害を与えてしまいました。死傷の情報は入っていませんので幸いかと思いますが、財産上の被害は大きく、金銭には変えられない思い入れなどがある場合の心痛はいかばかりかと思います。中小零細の作業場、火気を取り扱う業種も多いと思います。今一度、防火設備内容の見直しとともに、安全作業手順の確認、KY(危険予知)活動、そして初期消火を含む防災体制の見直しをおススメします。施設規模や収容人員からの規制や義務はあくまで最低限、周囲に迷惑を掛けないための下限であること。自分の身は自ら守ることが大前提だと思います。

テーマ : 静岡県
ジャンル : 地域情報

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

素頓亭

Author:素頓亭
スットン亭です。
旅を仕事にしたい今日この頃。

最新コメント
カレンダー
08 | 2019/09 | 10
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 - - - - -
カテゴリ
月別アーカイブ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブログランキング
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード