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こんなお便りを頂きました。

 町の小さな古本屋さん、随分見かけなくなりましたね。古書街など市場として成立している名所以外の、所謂地方都市では瀕死の状態であると思います。流通革命と言われた頃から新古本を大量に扱う大資本による壊滅的な打撃はリンク先;流通革命が一段と激化に詳しい。まあ、小売店の衰退についてのよく聞く話しの通りです。それ以外にも高齢化や、区画整理に際して店を閉めてしまう、ネット販売に絞った無店舗化した、など時代の流れには抗えないところか。
 マメに通って「なんだコレ?」という発掘作業や、店主との世間話、値切り交渉など、古本屋に行ったというだけで随分楽しいモノですが、時代遅れな様です。探し物はネット販売により本当に楽になりましたが、出会いがないので今ひとつ。所変われば、味の好みや名産品など特色があるように、古本屋の品揃えは地域全体の大きな思潮のようなものが読み取れます。店主の好みもありますが、数件回れば凡そ分かったような「気持ち」になれます。

 今回は、そんなローカル店主からのメッセージ。細々と店舗を営みながら長いこと合気道の道場で後進指導をされています。60代半ばでしょうか。少し歯が抜けて人懐っこい笑顔の穏やかな御仁。
~前略~
○○(筆者)さんはよく歴史を勉強されておられます。私(店主)は中学生のときに歴史の先生から「温故知新」と言う言葉を聞いて、歴史が好きになりました。
 今、子供たちに必要なのは正しい歴史教育と修身教育だと痛切に感じております。私は、日本の歴史を考える時、日本人はすぐれた文化と歴史を持っている国だから、もっと胸を張って自分たちの歴史に誇りを持つべきだと思っています。○○さんは色々な勉強をなさっておられるので、私が教えられます。
 十年ほど前に大連へ3泊4日で行ってきましたが、通訳をしてくれた当時23歳の張さんという若者が日本語で「旅順の歴史を知らずして近代日本史を語るなかれ」と言った言葉が忘れられません。参考までに「南京大虐殺は本当にあったのか?」の資料のコピーを郵送します。
           店主署名 平成二十一年六月八日


 添付コピーは「歴史EYE」1994.9の特集ページ。日本現代史の暗部 南京大虐殺は本当にあったのか?事件発端から戦後の内外報道まで正しい理解を得る為の論証 という趣旨。今も保守論壇でご活躍の保坂正康氏をはじめ3名の執筆稿を同封してくれました。10年以上前の雑誌ですが、大連の体験とともに大切にされているものだと思います。

 お手紙、大変うれしく拝読いたしました。合気道の師範ということで、子供たちに接する機会も多いことと思いますが、先輩世代でこのように後続を心配してくれること。戦後教育への違和感もあるようです。資料的なことで言えば、合成写真やキャプションの捏造、A新聞社の自虐報道などについて出揃った感があるので、ここでのコメントは差し控えますが、歴史を知ったときのもどかしい思いは、映画マトリックスの世界さながらです。我々がどのように公共心を取り戻し、国家観を整理し、正しく後世に伝えていくか。日本はいまだ独立していませんから。

 

テーマ : 憂国
ジャンル : 政治・経済

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