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怪力乱神を語らず

 論語に「子、怪力乱神を語らず。」とあります。孔子の膨大な功績について、語れるような教養はありませんが、論語くらいは勉強しておかねばと 気持ちだけは もっています。思いながら10年くらい過ぎていますが。

 オカルト、目に見えないもの
 暴力、脅し
 セックス
 新興宗教やいかがわしい神

 「ビジネスにおいて乱暴なことやいかがわしいことについて口にしたり関わったりすべきではない。」このような訳でよいと思います。現代であればマネーゲームやマルチ商法なんかも「目に見えない」怪力乱神ビジネスに含めて考えるべきでしょう。実体のお金がない、流通形態が分からない、そういうことです。某大手デベロッパーの破綻から不動産不況のような状況ですが、暴力組織による地上げが発覚し黒字であろうが融資をストップされたことにあります。これまでの邦銀関係ではいわゆる反社会組織に融資することはまずなかったのですが、ホリエモンに代表される時代に外資がこういった勢力に資金を回していきました。当たり前ですが、地上げといっても正規の不動産取引が行われる健全な商売です。この会社だけで済めばよかったのですが、建設不動産業全体が融資に慎重な傾向になってしまったそうです。業界全体が迷惑をこうむった事例といえますが、我々防災弱電業界も古くから悪徳消火器販売が知られていますが、最近は義務設置になった住宅用火災警報器や地デジ移行に伴う訪問詐欺「国家資格」をもった我々、正規の業界の足を引っ張る面汚しです。我々がプライドをもって防災業を営むには、まずは襟を正し、分かりやすい説明をし、悪徳業者情報など提供して業界を守らなければなりません。「悪貨は良貨を駆逐する」という言葉もあります。不良不適格業者のダンピング入札に今の業界の不健全な安価があります。我々自身のレベルを上げ無資格業者を排除する運動を強化しなければならないでしょう。

 紀元前500年春秋時代前後の時代背景における儒教は、まだ原始的なシャーマニズムだった頃。孔子はこれを体系化し道徳に昇華しました。当社にも創業理念と43年間の成功体験や技術の蓄積がありますが、これを体系化し手法に活かすべく、皆さんに取り組んでもらっています。経営理念とコンプライアンスに基づく顧客満足のためのマニュアル。ISO9001の規格です。

 論語には有名な言葉がたくさんあり、論語をベースにしたビジネス書や自己啓発が多くありますが、今回挙げた言葉は論語全体の特徴を端的に物語っていると思います。海が割れたり生き返ったりという「奇跡」がなく、淡々と実践と心構えを説いていること、例えば「天子が天を祭る」というスピリチュアルなテーマであっても実践的な儀礼マニュアルといった具合。本稿を執筆したら早く勉強しなきゃという気持ちになってきました。

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 孔子十哲(高弟)の一人、顔回が主人公。孔子がその才能を最も愛し、夭逝した清貧の愛弟子。陋巷とは貧民街のこと。呪い(まじない)が礼儀に変わっていく時代、孔子と政敵の舞台裏の呪術戦争のはなし。本書は思いっきり「怪力乱神のはなし」です。

テーマ : 部下・後輩指導のヒント
ジャンル : ビジネス

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