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建設業の社会貢献 未来偏

 つい先日9/25に UPした、震災への教訓 建設業界偏と通じるエントリになりそうです。各界、秋の総会・全国大会のシーズンに突入しますので、ためになる基調講演が多くなります。陛下在位20周年を祝う基調講演では、桜井よし子さんを招いた催しがありましたが、社用で参列できず、新聞等でチェックしておこうと思います。本稿もそんな紙面より勉強させていただきます。

社会に役立つ建設業へ 09.09.28 建通新聞
建築家・安藤忠雄氏が記念講演 建災防全国大会

 まず社会のために何ができるかを考えるべき__。このほど、東京都内で開かれた建設業労働災害防止協会の「全国労働災害防止大会」で建築家の安藤忠雄氏が記念講演し、建設業の疲弊が深刻化する中にあっても、地域のため役立つ存在になるよう、自らの技術力を生かし、次の時代を切り開いてほしいと業界にメッセージを送った。


※安藤忠雄氏・・特に解説はいらないと思いますが、コンクリート打ち放しなどの作風は記事内の公式HPやウィキペディア記事内でも見ることができます。NHKの特集番組もDVDになっていますので、氏の考え方、何に感銘を受けて何を克服してきたか、ご興味の方はどうぞ。筆者は番組放映時に視ました。今年は同局で別のインタビュー番組にも出ていましたね。そちらもDVD化しているシリーズなので今に出るでしょう(出てる?)。
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(2003/03/29)
安藤忠雄

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 さて、記事内容に戻ります。(要約)

■広い視点が必要
戦後、国土復興のため、われわれ建設業はよく頑張ってきた。だがハコ(建物)は要らないとか、道路は要らないとか言われるようになって、少しムッと来ているところだ。しかし建設業の側も自分たちがどうあるべきか、社会にとって何が必要なのかをもう少し視野を広げて考える必要があるだろう。
・氏は中学2年生で建築と出会う。自分が住む長屋の増築を大工が一心不乱に。
 これは面白い職業と確信する。
・その後、10代20代とひたすら建築物を見て回る。例えば東大寺
 この木造、巨大な建造物を造り上げた日本人は素晴らしい。世界最高の建築技術をもち
 社会の中で尊敬される建設業はうらやましい存在と認識する。
・1964年のオリンピックスタジアム(代々木)、丹下健三先生によるダブルサスペンション
 (吊り)構造の建物を見た世界の人たちは、建築を通して日本の凄さに感動。
・当時の日本人は目標を見つけて突き進んだ。情熱を思い出して。

■戦略・戦術と行動力
・今、建設業には可能性がないといわれるが、自分たちの心掛け次第、忘れてはいけない。
・仕事は向こうからやって来ない。氏は昔から自分で作ることを心掛けた。
 上司達から「売上」「利益」しか教えていない会社は駄目になる。まず自分(の会社)が
 地域や社会のために何ができるかを考えるべき。さらに仕事の上では戦略・戦術・行動力。
 「とりあえず営業に行け」では話しにならない。

■不況打開には勉強
・事務所アルバイトの学生には、仕事中に時間を決めて本を読むよう指導。
 不況を打開するにはまず勉強。なにより建築好きの人間を育てなければ。
・世界に無い技術を持った人が、日本の建設業には沢山いる。そういう人たちがノウハウを
 生かして農業を含む異業種の道や、建設業界内でもさらに技術を磨くとか、自分で新しい
 道を切り開かなければ、という時代になった。
・そのうち景気も良くなる、などといっているようでは上向かない。自らどう良くするか考えながら
 勉強し、戦略を立てること。

■若者にチャンスを
10月2日、2016年オリンピック開催地が決まる。氏は候補地・東京で総合監督を努めさせてもらう。
・メーンスタジアムの屋根には太陽光発電パネル。エリア内のエネルギーは全て太陽光で。
 新しい都市づくりを発案した。
・さらに、太陽エネルギー使用を前提に全ての五輪施設で国際コンペの実施も提案
 世界の若者にチャンスを与えることで「希望のある国、日本」の印象付けを。

▽建設業に携わる人は高いレベルの仕事をしている。自分たちが社会の安全と安心を守っているという気概とプライドを持つべき。今後も建設業の一員として、みなさんとともに、元気のいい建設業、社会に役立つ建設業を考えていきたい。

以上、要約筆者

 氏の勇気の出るアドバイス、如何でしたでしょうか。全国の同業者や地元ではローカル中小専門業者とも話す機会が多いのですが、ハードルと言いますか、直面する問題は似たり寄ったりです。上記、氏の紹介文にも書きましたが、どのように受け止め乗り越えるかが、一流とは言わないまでも、成功の鍵なのだと思います。

 ケネディ大統領の就任演説に「国が何をしてくれるかではなく、自分が国のために何が出来るかを考えよ」と有名なフレーズがあります。逆説的ですが、「国や政治は何もしてくれない。自分が何をするのか」を社員に徹底している地元のモノづくり企業があります。必要なのはモラトリアムではなく、自社の業容を見直し、何をすべきか見つめ直すことなのでしょう。

 今期9月末まで、辛くも持ちこたえたという振り返りでしょうか。残り3日間ではありますが、皆さん、もうひと踏ん張り、10月より愈々45期のスタートです。

・・・頑張ります。

テーマ : 建設業
ジャンル : ビジネス

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