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震災復興の浅草

震災前後 関東大震災前後の浅草比較

 先日来、改名記念と称して絵葉書の整理をしていましたが、拙ブログでは震災復興についても、時代時代の様子を取り上げてきました。今回たまたま、その風景の前後がわかる同地点のアングルが出て来ましので、短稿ですが。

 上掲の比較ですが、大正12年9月1日関東大震災が起点です。震災前は仲見世がレンガ造りですが、震災後はバラックで復興とあり、現代もほぼ変わらず。

 新東京繁昌記という大正13年の古本を紹介したことがありますが、それこそ「復興は胃袋より」「バラック遊郭」「一月足らずで地震を見返す大儲け」という見出しそのものの、活気を感じる風景ですね。

明治以降の西洋建築はここで一段落つきます。その辺りは↓『帝都復興せり』をテキストに、今後ご紹介します。

 帝都復興せり 帝都復興せり!『建築の東京』を歩く 松葉一清 平凡社(1988)


 また、仲見世のようなバラックでも再スタートできた町並みではなく、昭和8年の高等建築学第16巻「建築計画 商店・百貨店・事務所・銀行」の概説でも、耐震・防火について、震災の反省に立った見直しを説明しています。コチラもいずれ。

 もう一点、復興の緊急性の中で、是非、お目に掛けたい葉書を。
震災慰霊 震災直後の被服廠と納骨堂

それぞれのキャプション
上;惨死者3万2千余人を出したる被服廠に酸鼻を極めたる白骨の山
下;(新東京名所)九月一日震火災 焼死者4万余人の納骨堂

 復興の活気と、その後の建築の変化(規制強化)だけでなく、鎮魂という光景も忘れてはならないと思います。記事中取り上げた資料その他により、考察を深める所存です。BCP(事業継続計画)に対する企業の取組み、だんだんと機運が高まる中で、今のご時勢で「企業がどこまで対応すべきか」の声も少なからず。財務と直結するテーマであり、実効性を考えれば「企業イメージが・・・」と軽々に取り組む内容でもないと思います。「真剣に取り組めるところから第一歩」という災害イメージとの対策です。まずは写真資料でもと、イメージ補完にUPしました。

テーマ : 建築遺産から現代建築
ジャンル : 写真

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