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時間軸が変わる話

 京都の100年以上続く企業を訪問した。研修施設、ショールーム、工場を4代目社長直々にご案内して頂く。若き社長様と親しく懇談させて頂き、社史の重厚さと若手経営者による抜擢人事が重層的に作用し「安定感のある勢い」という、昨今のベンチャー企業では醸せない渋さを感じた。

 晩に粋な鳥料理屋でご馳走になり、そこの三代目若旦那より一言、「この店は3代目60年、京の店と認知されるのは100年以上」とのこと。あと40年、商店会に仲間入りまでなんとしても頑張ると、なんとも腰が低く感じのよい大将。若大将でありながら、はるか先の事業継承に思いを馳せ、鳥と合うワインのセレクトを新しいスタイルで取り入れ、店の雰囲気、人柄を含めて存分に酔わせていただく。このあと2件、風流と雅の片鱗を味わいホテルに戻る。東京で気後れを感じたことは無いが、おのぼりさんとはこういう気分であるか、納得。

 ここまで意識的に「老舗」という言葉を使ってこなかったが、我国日本は「長寿企業大国」なので、創業100年以上が10万社以上、200年以上でも3000社あり、ドイツ800社、オランダ200社で分かるとおり、世界の老舗の半分以上が日本企業。1000年以上の企業も7社あり、大阪の宮大工「金剛組」は1400年以上の歴史でギネス認定。同じく宮大工をルーツとする竹中工務店は400年以上。
 
 火災報知機業界はインコのCMが可愛いホーチキが今年90周年(おめでとうございます)なので、長寿企業大国としてはぽっと出の業界とも云えそう。防災業の防災を「火災を防ぐ」から「災害全般を防ぐ」に脱皮したいと話が合い、この業界はまだまだよくなる要素があり、成長業界として経営指針を打ち出している。 おまけ ホーチキCM ハムスター編

 老舗料亭といわれる有名企業や名物菓子など、食品偽装もろもろでニュースにも食傷気味になるが、金看板に食わせてもらいながらブランドに胡坐をかいて先人の苦労を水の泡にしてしまった鈍感さは害悪である。継続して後輩世代へ、より重みのあるブランドに信用を増してバトンタッチするために看板を使わせてもらうのであって、看板以前に市場をよくみて真摯に対応する自己研鑽がなければ先人の創り上げた看板を掲げる資格は無い。

 当社は専門工事業として最古参の部類になる43期目の2代目。同業も2代目3代目の世代交代が顕著になった。我々2代目世代が学生の時分は企業40年寿命説が通説であったが、ITバブル以降は5年続けば中堅企業といわれるほど時間の経過が変わってしまった。防災弱電業界から100年企業、1000年企業になる会社はどのくらいあるだろうか。まずは100年の計から長寿企業の仲間入りを長期目標に取り入れたい。

テーマ : 企業経営
ジャンル : ビジネス

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