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【工場爆発】現場責任者に有罪判決

工場爆発で工場長ら書類送検 静岡 2009.3.3 02:29 産経ニュース

 静岡県掛川市の医療用ゴム製品製造会社「興国インテック」大浜工場で平成20年6月、従業員13人がけがを負った爆発事故で、掛川署などは2日、設備の安全確認を怠ったとして、業務上過失傷害の疑いで、男性工場長(52)と男性生産技術課長(52)、爆発した圧力容器を設置した静岡市内の業者の男性社長(60)の3人を地検浜松支部に書類送検した。

 県警の調べによると、3人は20年6月5日、ゴム製品から不純物を抽出する圧力容器の耐圧を確認せず、水蒸気で5倍以上の加圧をかけて容器を爆発させ、従業員2人にやけどなどの重傷、11人に軽傷を負わせた疑いが持たれている。

 圧力容器は説明書のない中古品だった。県警の調べに、工場長らは「納期が近く生産を急ぎたかった」と供述しているという。


地元紙 3/17の静岡新聞に地裁判決記事。web版が見つからなかったので、要約。


掛川の工場爆発 現場責任者有罪判決 地裁支部 12人怪我「過失重い」

・現場責任者の生産技術課長(53)に懲役10月執行猶予3年(求刑1年)
・裁判官「多数の人が怪我をした過失の程度は重い」
・同、中古の圧力容器で加圧試験を続けたことについて
 「重要な取引先の納期に間に合わせる為、安全をないがしろにした」と指摘
・一方で「本人も右脚を失うなど大きな怪我を負った」
・判決によると被告は、工場長とともに県労働局長の検査を受けずに中古の圧力装置を工場に設置。
 爆発を予測できたにも関わらずこの容器を使用し、従業員らに怪我を負わせた。



 先般、グループホームの件で防火管理について一筆しました。昨日は大学生消防団員についての話題で、将来、企業に防災意識をもった人材が必要になることも。

 時系列がぼやけてしまい恐縮ですが、下記に事件の概要も記載しておきます。本件も、経営的・営業的なプレッシャーは理解できることながら、「これは不味かった。」という分岐点が散見されます。結果、責任者として自身も大怪我を負いながら、多数のケガ人を出した責任も取る、、、、悲しい結果になってしまいました。どこを端折ってしまったか。ルールはどうであったか。


静岡ゴム製品工場爆発事故 2008/06/05 概要

6月5日午後3時ごろ、静岡県掛川市三俣、ゴム製品製造業「興国インテック」大浜工場で、円筒形の鉄釜(直径約1・2メートル、高さ約1・2メートル)が爆発して鉄製のふたが吹き飛ぶ事故が発生している。

ふたに当たったり、爆風で飛ばされたりして13人が怪我をした。
近くにいた51歳男性従業員(掛川市浜川新田)が全身やけどの重体、ブラジル国籍の38歳女性派遣社員(同市西大渕)が重傷、その他従業員11人が軽傷を負った。
掛川署の発表によると、爆発があったのは、医療用ゴム製品を作る鉄骨モルタル平屋建ての「メディカル工場」。

爆発したのは蒸気の圧力で製品を洗浄する鉄製釜(直径1.2メートル、長さ1.6メートル)が爆発し、ふたと本体が吹き飛んだ。建屋の窓ガラスが割れ、南側の壁に縦3メートル、横3メートルの穴が開いた。事故当時は釜の試験運転中で、従業員十数人が付近で作業していた。

テーマ : 仕事の現場
ジャンル : ビジネス

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