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【続報】札幌 グループホーム火災

【緊急】グループホーム全焼 7人死亡 札幌 3/13の続報です。

ストーブから洗濯物に引火か 札幌のグループホーム火災 3月15日 47ニュース
 札幌市北区のグループホーム「みらい とんでん」で入居の高齢者とみられる7人が死亡した火災で、火元の疑いが強い1階居間の灯油ストーブ近くでは洗濯物が日常的に干されていたことが13日午後、北海道警の調べで分かった。ストーブは夜もつけていたという。
 市消防局によると、ストーブは居間の壁際にあり、近くには焼けた布類があった。ストーブは給油ホースが焼き切れ、灯油が漏れていたという。
 道警はストーブの火が引火した可能性があるとみて調べるとともに、7人はいずれも道内の人とみて身元確認を急ぐ。
 道警は施設の防火態勢に問題があった疑いがあるとみて、業務上過失致死容疑を視野に捜査。ほかに燃えやすい物がストーブ付近になかったか確認している。火災を通報した女性職員(24)がのどのやけどで入院しており、回復を待って出火当時の状況などについて事情を聴く方針。
 また、施設が消防法で年1回の報告義務がある消火器や誘導灯などの設置状況について、約3年半も未提出だったことが市消防局への取材で分かった。2006年8月28日を最後に報告していなかったという。

グループホーム7人死亡火災 社長宅を家宅捜索 同日 静岡新聞

(上記事と重複が多いので、一部抜き出し要約です。)
・北海道警による業務上過失致死容疑。出火原因や多数の犠牲者を出すに至った経緯が焦点(上記事の通り)
・社長は報道陣の呼びかけに、防火体勢の不備を否定した上で「(遺族には)謝罪する。」とだけ話す。
・施設に献花に訪れた元職員の女性は「ニュースを見て『やっぱり』と思った。緊急時にはとても助けられない。
 同僚たちと緊急時の対策について話し合ったが、不安に思うことはあった。」とうつむき加減で話した。


 残念ながら、防火管理上の不備は多々ありそうな状況です。


 スプリンクラーや火災報知機の設置については猶予期限等もあり、補助金と経営計画の中で進めるべき問題として、一概に責めるべきではないと思います(勿論、結果の経営責任は別ですが)。全国的にも設置が進みつつありますが、丁度火災の直前にもクローズアップ現代あたりで、消防法上のコストアップも含めてグループホーム経営の難しさを特集していました。まさかこのような大惨事のニュースが飛び込んでくるとは思いませんから、うろ覚えですが、地域ごとに集合住宅の規制になるか、住宅扱いで良いかがマチマチであるとか(内装制限から修繕費用が跳ね上がる)、全国統一見解を望む声あり。反面、資金難から起業者の撤退、転売などによる素人経営への悪化など、入居待ちが多くて困っている地域の現状も。本件の元職員の方のからも危惧していた旨のコメントがありますが、財務上の問題として提起しきれない部分もあったのだろうとは思います。防火管理制度についてのみは、はっきりと断罪されるべきではないかと思います。

 当社も商売柄、消防機関からも事業者からも相談をいただきますが、法整備として過渡期であるとお答えするほか無いのかもしれません。渋川高齢者施設火災について(たまゆらの件より、もう1年になります)のエントリで、法整備の経緯と目的について説明しました。新しい施設需要に安全基準が追いつくまで、我々消防施設業者も含めて、地域全体で考えていく問題なのだろうと思います。

テーマ : 政治・経済・時事問題
ジャンル : 政治・経済

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