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【旧浜松警察署】浜松市鴨江別館【保存の方向】

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 h22.03.26 静岡新聞 

※併せてお読み下さい。浜松市の安心 救急救命センター指定
静岡新聞の同日記事(3月26日)で、浜松市 中消防鴨江出張所開所の本記事と、聖隷病院の救命救急センター指定で、浜松市の安心安全に大きく寄与しますよ、という記事にしたかったのですが、WEB記事が見つからなくてスッカリ忘れていました。旧静岡地裁浜松支部の跡地。ポイントは市内唯一のハイパーレスキュー設置で大規模災害に対応したこと。職員も28名に拡充し、テロ災害に対応する特殊災害対応車も配備した。(記事の通りでスミマセン)

・・・ところで、です。
一つ前のエントリ【全国第1号!】文化財には無線式の火災報知機【設置記念】で取り上げた、旧浜松銀行協会の向かいに旧の鴨江出張所がありますが、隣接する浜松市鴨江別館(旧浜松警察署)があります(なんか、分かりにくい説明ですね)。こちらも市が解体方針を進めていましたが、保存運動が高まり、耐震化とともに有効活用の方向に変わったそうです。当たり一帯が貴重な戦前の風景を留めていますので、粋な計らいに感謝。勿論、建築士会浜松支部様の再評価や保存運動にも大いに感謝しているところです。

近代建築散策様より 浜松市鴨江別館
遠州町並み遺産 Vol.23 鴨江別館(浜松市中区) 解体方針に惜しむ声
【静岡】2月上旬に公告 浜松市鴨江別館改修(1/27) 建設業界ニュース静岡版 以下、リンク切れの恐れがありますので全文引用します。
 浜松市は、昭和初期に完成した歴史的建造物の鴨江別館改修を2月上旬にも制限付き一般競争入札で公告する予定。保全とともに、安全な施設として活用していくために、耐震補強・改修を実施するもので、規模は鉄筋コンクリート造3階建て延べ1369平方㍍で、耐震補強を中心に、内外装塗装替、屋上防水、便所の改修などを行う。所在地は中区鴨江町。設計は静岡県建築士会が担当した。
 鴨江別館については、当初取り壊す計画だったが、静岡県建築士会浜松支部などが存続を呼び掛け、有効活用へ向けたシンポジウムや建築展なども開いてきた。こうした動きを受けて、市では予定されていた解体を取り消しし保存する方針を打ち出した。また先に改修が完了した旧浜松銀行協会とともに、市内に残る歴史的建造物として、創作活動ができる文化施設へと再整備(リノベーション)計画を進めている。
 この二つの建物は、道路を挟んで向き合っており、市ではこの両建物を中心とし、近くの教育文化会館や五社公園と併せ、「アート地区」として整備していく考えだ。
 1928(昭和3)年に完成した鴨江別館は、伝馬町にあった木造建物の浜松警察署が手狭となり建設された。外観は「近代復興様式」と呼ばれ、古典的様式の構成のなかに、幾何学的構成の近代的な新しい様式が加味されている。
 現在の建物の東寄りにあった外部廻廊付望楼は耐震上の理由から解体された。

警察署の隣に消防署というのは実に合理的・・・という理由のほか、戦前は消防組織が警察庁の管轄であった具体的な理由があります。戦後にGHQの指示により自治体消防として独立するのですが、その名残は静岡市の中央警察署と追手町消防署(旧静岡市消防署)が今でも官庁街で隣接していることでしょうか。

気賀警察署

消防組(消防団の前身)の任命も警察によりました。消防組織の独立に対する気迫といいますか、時代の空気は現代消防のあけぼののエントリをご参照下さい。

テーマ : 建築遺産から現代建築
ジャンル : 写真

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