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ところで、誤報と呼ばないで

猛暑での火災予防 多発してます という記事をUPしましたので、ついでに。

火事ではないが、火災報知機が作動して、非常ベルなり非常放送なりが鳴ってしまったケース。機器の誤作動として誤報だから直しに来てよ、というご連絡をいただきます。
業界用語ですから、一般には関心をもたれることも無いと思いますので、ここで改めて非火災報という用語をお伝えしておきたいと思います。

まずは先般の記事で触れた熱感知機の差動原理のほか、炎センサーと煙センサーと、火災と思われる現象を感知して差動するメカですから、火災と判断される条件になれば、機械としては作動することが正常です。

火災で無いのに作動してしまう要件は、環境的な原因(設置場所と設置するセンサーの種類が適さなくなった)、機能的な原因(調理の熱や煙、空調による急激な温度差など)、機械が火災と見分けが出来ないことにあります。

熱式であれば、上記のほか、感知器の直下で火気使用とか、差動式ですと扉の開閉による気圧変化でも発生します。煙ですと、最近は性能がよくなって減りましたが、虫や粉塵などによる作動や蒸気・結露など。トラックの無線なんかを拾う電磁ノイズの事例も疑う必要があります。いずれにしろ機器的な要因は随分信用性が高くなりました。

配線をネズミが齧ったとか、水漏れなんかでショートするなど、また、結露が考えられる環境で結線の防水処理が甘いと基盤が腐食することがあります。大型店舗の駐車場や冷凍倉庫などでは配管配線ごと総取替えという事例も。機器自体の信頼性が高まったなかで、無線式の感知器を採用されると、配線上のリスクをクリアして、システムの信頼性がより高まると期待しています。

さて、原因を特定して改善提案をするのが当社の仕事です。早く対応してくれ!ということですので、この原稿をご一読いただいているお客様で「彼に相談したけど、対応が遅いよ」といお客様。私、社長でございます。是非ご一報願います。迅速に対応いたします。

非火災報だ!と断定する前にお願い。
まずは実際の火災を疑ってください。実際に火災と認識する動作要因があります。慎重な対応をお願いします。

①発報した機器の特定(復旧操作をしないで下さい)
 
・・・と、ここまで書き進んでみて「なんだかものすごく言い訳じみた文章」になってしまったようです。誤報ではなく非火災報です!と力説してみても、業界内の言い訳。原因追及ができなければ「なんだか判らんが、故障だろ?」ということでしょう。機器の性能の向上に併せて、当社の技術基準「原因の特定」について、メーカーによる分析のみならず、「原因不明」の撲滅に努めています。今後ともちゃんとキチンとのセルコを宜しくお願いいたします。
※ 非火災報マニュアルの文章としては、とても中途半端な文章になっています。設備先、保守点検契約先のお客様には、緊急時も含めまして弊社の技術者が伺いますので、ご連絡の程おねがいします。特に、お盆の長期休暇、密閉高温になってしまう施設はご注意下さい。冒頭引用の記事の通りです。

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