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読書週間は文化の日を挟んだ2週間

どっちのBOOK☆SHOW! と軽く気持ちで書き出して見ました。つまらなかったですか?

手っ取り早いビジネス書 と 硬質な自己啓発本 、あなたはどっちッ!? ってしつこいな。

ビジネス界に脈々と伝わる先人の知恵 業界のセオリービジネス界に脈々と伝わる先人の知恵 業界のセオリー
(2010/07/21)
鹿島 宏

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内容紹介
「売れる商品には適量がある」(食品業界)、「コンビニおでんは秋に売れる」(コンビニ業界)、「アフターフォローは上客を呼ぶ」(保険業界)、「出店は、競合店の近くがいい」(居酒屋業界)、「披露宴は洋食で儲けろ」(ホテル業界)、「スタッフには、指示ではなく相談する」(外食業界)、「困ったときは動物と子ども」(広告業界)、「通販番組では、値段を最後に言え」(通販業界)、「実車とすれ違う道は、吉」(タクシー業界)、「電話営業は月曜の朝に攻めろ」(テレマーケティング業界)など、さまざまな業界に脈々と伝わる「仕事のセオリー」を1冊の本にまとめました。 仕事が煮詰まってどうしようもないとき、確実に数字を取らなくてはならないとき、ピンチを乗り切る必殺技が満載です。

ラ・ロシュフコオ 箴言と考察ラ・ロシュフコオ 箴言と考察
(2010/04/22)
ラ・ロシュフコオ

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帯より
世界一、辛辣で刺激的な古典。この人生訓には甘さも幻想もない。
ジャン=ジャック・ルソーからサルトルに至るまで、多くの高名な読者の反発を買い、苛立たせ、槍玉にあげられる光栄に浴してきた名著。641の箴言と7つの考察からなる、不朽の一冊。

・何かの才をもっている愚かものほど、厄介な愚かものはいない
・人は、思っているほど不幸でもなければ、
 このくらいな幸福は得られるだろうと望みをかけたほど、幸福でもない。
・われわれの人を羨む心は、
 われわれの羨む人々の幸福よりも つねに永つづきする。
・太陽と死とは、じっとして見てはいられない。
 



さらっと読めるか、ぱっと開いたページの金言を咀嚼するか。下段は一気読みではもったいないと思います。
さて、ドッチ?と言われれば両方読んでますと格好よく言って欲しいです。

上段は付箋で一杯になり、下段は赤ペンと耳折りで汚くなりました。

 本の選び方が分からない、とはよく聴きます。本当に不況この方、手を変え品を変え「自己啓発本」が続々、新書ブームのここ数年は怒涛の如くです。「さお竹やはなぜ潰れないか」とか興味を引くタイトルのつけ方も巧みになって、尚、内容に大差があるように思えないとか。

 そんな多くの中から、どこで読んだものか、「辞書の選び方」は(当たり前のようでいて)分かりやすい指針でしょう。専門書でも百科事典でもとのことですが、数ある項目の中、自分が最も詳しい・興味のある項目をざっと読んでみて、ちょっと内容が古いとか踏み込みが甘いような本は、全体的にそんなものだから買わずともよい。ふむ、確かにそんな買い方をしています。これはどんな分野の本でも共通していて、でも、さっきそうおっしゃったじゃねぇか!のフレーズだけで面白さが分かった本もあります。

 自分はあまり読まなくなってきましたが、活字慣れということであれば短編小説あるいはショートショートで構いません。興味のあることを活字で読んでみてください。想像する頭の奥行きが醸成されると思います。ここのところ脊髄反射的な、考えた形跡の無い言い訳が多くてつまらなく思います。通用しないけど笑える言い訳があれば聞いてやらないでもありません。面白いから。逆に、今、当社の革新的な仕事で活躍中でありながら、今期スローガンの一首をものしたN氏は、技術専門書だけが楽しい読書と言います。

 小説も歴史やSF、純文学など様々、特に戦国時代と幕末が流行っているようですが、10年前は「首の信長」は馬鹿らしくて本当に面白かった。文庫化はされていないようですね。後世の人が「歴史上、信長は死んではいけなかった」なんていって、時間に干渉してあの手この手で信長を生かそうとするが、どんなストーリーを設定しても信長の首が落ちてBAD END という。身も蓋も無いところが良かった。ロールプレイングゲームが市民権を得つつ、現在の戦国ブームの先駈けにもなりえているのか。

首の信長首の信長
(2000/05/26)
小林 恭二

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 今年読んだ一番馬鹿らしい本はこれかな、「官能小説用語表現辞典」。夕刊紙で官能小説のレビューを何十年も連載した著者の渾身の一冊。「ッん」という表現が、官能小説家である誰それのどの作品中の何ページで、どんな効果を発揮し、何年にどこの出版社からとか、激しくどうでもいい情報が詰まっています。

官能小説用語表現辞典 (ちくま文庫)官能小説用語表現辞典 (ちくま文庫)
(2006/10)
永田 守弘

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あれ、いつのまにか馬鹿本レビューになってしまった。気を取り直して

上段、業界のセオリー は、困ったときは基本に従え!のコンセプトで様々な業界のセオリーを纏めています。
   我が建設業は請け負い業であるところを「請け負け」ているとよく表現しますが、本書では、

請け負けは、損して得を取れを解説しています。
自らを卑下して、諦めで使う人もいれば、受けたからには責任を持って知恵と工夫と努力でおさめる人もいると。基本に戻るにも手っ取り早いし、各業界の至言も勉強になりました。

下段、ラ・ロシュフコオの箴言では、沈黙は金という我々の慣用的な処世術を「もっとも簡単で確実に やりすごす方法」と袈裟切りにしたり。なおかつ、これが恋に関する一文だったりします。
悪用できたり自制心を養ったり、相手の分析だったり自己分析に使えたり、同じ言葉を多面的に活用できます。

何より、この一文で買った本です。
130;弱さだけが矯めることのできない欠点である
これが頭に入っていると、どんな言い訳もできません。重い一撃。

なにしろ標題の通り、まだ読書週間です。なにかしら自分のものにして下さい。
図書館の関係者には怒られるかもしれませんが、自費購入の蔵書でなければ身に入らないと思います。貰った本、借りた本では、ね。知識を買うというオーナーシップの感覚でしょうか。文庫ならば一冊5~600円の快楽です。是非に。

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ブログを公開という、風呂敷の大きさが知られてしまうだけでも恥ずかしいのに、包んである物まで晒す勇気は私にはさらさらありませんが、本をもっと読むべきだとの思いと、本は身銭で贖うべきとの意見は同意です。

さて、しかしながら私は他人に本を勧めるのは、自分の世界観や奥底にある私というものの本質を晒すようで気が引けます。
特に海外文学に限らず哲学、思想、諺などなどの外国語本。
こればかりは原文のママで読まなければ往々にして訳者の解釈を押し付けられる可能性が大きく、その訳者の匙加減で作品印象が変わる懸念は少なからず抱いています。
所詮原文で読む語学力を有していない立場なので訳本を読むしかありませんから。
つまりは訳者の翻訳の腕前を評価しつつ、作者のオリジナリティが翻訳された文章に忠実に反映されているかの見極めが非常に困難。
ついには特定の訳者の文体に馴れきってしまって、新たなる訳者本に馴染めなかったり…
30年ほどの間、このいやらしい葛藤を自分だけの楽しみになったような気分の50歳ならば、尚更のこと他人に勧められません。
なんせどの本がトレンドか分からない。

が、たとえばミステリーであれば、アガサ・クリスティーは一度読めば飽きるけど、コナン・ドイルは何度読み返しても飽きないと思うよ。
とアドバイスはしてもよいなとは思います。


どちらか選ぶのは本人であって、どちらかを勧めるのは出来の悪い子供に読み物を押し付ける感があってよろしくない。
と言うのが私の考えです。
まぁ、私の考え、思いだからどうでもいいです。


社長がブログをやってると聞いて、ちょっと投稿してみました。

Re: タイトルなし

匿名Sさん??うわ、誰でしょう。これは恥ずかしいところを見られてしまいました。

 長文コメント、ありがとうございます。ご意見いちいちごもっともで、返す言葉もございませんが、筆者自身も十二分に恥ずかしさと、あるいは公開に伴う各種リスクを想定してはいるのです。が、読書暦が長い人ではなく、無い人に、どんな切り口から興味を持って貰おうか を意図したエントリーです。

 正直、趣味が読書である社員は言うことがありませんし、行き詰っているテーマのビジネス書を常にカバンに入れている社員に「頑張ってるね」と声掛けする一方、見事に”活字”を感じさせない選手も多数います。育成上の悩みです。自己啓発としての実用書なら具体例があったほうがよいかという程度でしたが、確かに押し売りっぽくも読めますね。どちらの●●SHOW!というTV番組のパロディなので、軽く流してください。

 海外文学、全く同じ理由で読んでいません。それに加えて外人名の登場人物は覚えにくいので。

 出版トレンドも、普段は古本屋ばかりなので同じく分かりません。

 ただ、社員に対しては、どんなベテランで先輩であっても、守ってやらなきゃイカン、知恵をつけてやらなきゃイカンと、出来不出来ではなく自分の子供や生徒のような感覚があります。匙加減、むずかしいですね。

 Sさん、また会う機会がございましたら教えてくださいね。ブログのほうも(2週間くらい更新しなかったりですが)冷やかしてください。駄文にお付き合い頂きありがとうございました。
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素頓亭

Author:素頓亭
スットン亭です。
旅を仕事にしたい今日この頃。

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