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自粛ムードと鎮魂慰霊の精神とは別

大東京、知事の一喝で花見を自粛。以降、景気の為にならないという記事や話題が尽きません。
静岡県下では中止した静岡祭りの代わりに代官役を引き受けた芸能人が、その代わりにと街頭募金のマスコットに。5月の浜松祭り中止では数十億の損失が想定されています。また、浜松市制100周年&湖西市合併1周年を記念した「浜名湖花火大会グランドスカイミュージカル」の中止も発表され、大イベントの中止が次々と打ち出されます。

浜松情報 H23年4月1日号では「浜松祭り再考は無理か」の記事で、180近い参加町が祭りに係るすべての支出を抑えると、すぐに十億円以上の購買に影響。3日間の宿泊でも数百人単位のキャンセルが出たホテルもありダメージ大とも。これに観光客の支出を合わせれば破格の数字となろう。位置づけを「復興祈念」として再考できぬものか。共倒れにならない配慮を。。。おおよその内容です。

都知事の「同胞の痛みを共有し・・・」では、宮城で多くの酒蔵がダメになったなか、なんとか復興資金をと再起を期する酒屋さんの出鼻をくじきました。計画停電も含め東京の飲食関連全体が萎縮し、九州の焼酎産地からも悲鳴が上がっているそうです。浜松は凧祭りですが、提灯や凧の職人がこのシーズンの為にやってきた、ほぼ一年の売上がパー。各町内で寄付金を募った家庭に個別に返却しているそうです。

為政者が市民に、心のありようまで強制するのか!と憤懣やる方のないところ。西行法師が鎮魂の為に全国に桜を植えて回った。墨田の花火はコレラ被害の、その他も震災や英霊の「慰霊」が起源になっている花火大会が多い。弁天島の大鳥居は補助金を得る為に「観光タワー」の位置づけである、という変な政教分離が戦後の「慰霊・鎮魂」という主催者の発想を封じているのかもしれません。本来、被災地の復興を思うのなら、全国を挙げて「消費」に回し、発生する利益を被災地へ投入していくべきで、まさか「消費をヤメロ」という発想になるとは。。。

「消費をヤメロ」は、買占め禁止という運動にも直結しているようですが、東京では震災直後より大量に支援物資として買い付けて被災地へトラックで駆けつけた人がいて、地方では米と水を東京の娘夫婦に、などの理由も加わっています。背景を知らずに一律に「買占め」の言葉で非難できるものでもないでしょう。

イベント中止には、準備していた簡易トイレや、警備体制を被災地に回した為、十分に対策がとれないなど、具体的な理由もちらっと聞きました。この辺りをきちんと説明して、主催者としての不備は自治会商店会などでトイレを開放するなり、照明なども自治体としては準備できない旨を周知した上で、被災地の復興を遠方より祈念することを徹底すべきであった、被災地を思えば全国も喪に服しなさいというメッセージでは、欲しがりません勝つまではとか、敵性言語の禁止なんかと同じ、悪化要因としか思えません。消費を促す中に、被災地を思えば募金箱という風潮こそ大切にすべきでしょう。為政者のなかに、経済通が不在、あるいは敬虔な気持ちで被災地を思う人、日本人の心のありよう、伝統や風習についての理解が欠如しているように感じています。併せて、真っ当な論旨の報道が現在に至るまでありません。3月11日の天災より以降の状況は押しなべて人災であると、思います。

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