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熱い企画マンの行動、あるいは社長の反省

※ 加筆訂正 04/20 元記事のA社さんは 株式会社 初田製作所 です。ご了解が出ましたので。

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  PEP-1020contribution.gif  PP-10C20contribution.gif     プレスリリース(詳細内容)はコチラ


 先週末、縁あって初田製作所企画部門へ某社を退職しフリーになった人物を紹介してきました。
 以下、その日程中で同時進行で印象的なことがありましたので順不同で綴ります。分かりにくいと思いますので、下記の何のために行って誰がどのような立場か、押さえておいて下さい。自分でも今回の原稿がどこに向かうのか着地が分かりません。

【目的】 初田工場見学・ショールームの企画、運営、管理上、特におもてなしについて向上したいが、伝手がない。
     初田製作所の事業規模に見合った講師が必要。

※登場人物

S氏;企画室長・・・初田社企画部門が立ち上がって3代目の室長(策士)
M氏;当社担当エリアの支店長・・・初代企画室長
A君;企画室スタッフ
受講生;実際の案内スタッフ。総務や工場、実験施設の皆さん。A君含め8名だったかな?
N専務;友情出演、電話のみの登場

mmさん;B社ショールーム企画運営を4年間、一人で切り盛りした経験あり

素頓亭;筆者です。橋渡しに徹したかった。

【 雑把な成り行き 】
 「こんな人がフリーになったよ」、とM支店長に経歴を紹介する。

 「話を聞きたい」とのこと、S室長より声掛けあり、初田本社工場にM支店長、mmさんと同行し、応接室にて歓談。
その場に「mm先生による講義スケジュール」という日程表が準備されている。室長の切り盛りするA社の「工場/ショールーム見学」で実際にガイドを担当する8名が対象。1時間程度は実地に案内を受け、講義・質疑で1時間の筋書き。

 あまりの無茶振りにのけぞりながら、mmさんの講義、質疑応答を最後列で(ニヤニヤして)見守る。レジュメなどの準備も無く、体験談を中心にアドリブ講話。てきぱきと活発な質疑に切り返していました。mmさん、やるもんだねとノンビリ眺めていたところ、全体の講義を通しての総括のようなコメントをと、その場で振られました。なかなか、S氏、油断のならぬ男。

 本来、取引メーカー社内の業務改善活動に販社が同席することはありえないので、とても良い機会に成ったこと、受講生の皆さんの率直な悩みと向上心に素直に感心したこと、案内役である受講生自身がが楽しまないと来客者も楽しくないと付け加えてお礼で〆ました。本当に良い場面に遭遇しました。

さて、ここからがどう纏めようかというところ。下記2点が中心ですが、時系列の前後や関係の無い情報が入ります。

①標題、企画マンの企画がスゴイ(工場見学中、N専務より決済の速報電話が入る)
②受講生(一般社員)の悩みと、社長(この場合、筆者の)反省




① 「お前さんの企画、通ったで。みんなで頑張ろうや」義援金付き消火器の販売決定

 3月11日の震災を受けて、商品の販売価格に被災地の義援金をつける。1本あたり30円×当期販売目標30万本。社長・専務をはじめ、営業本部長さんは震災以来ほぼ被災地の販社を回っている。S室長も被災地入りしている。三陸の販社の一つは、所在の被災地に入ると販社の社用車が瓦礫の中に転がっている。避難所で社長の無事に手を握ると、「目の前で社員さん3名が流され安否不明」と聞かされ、かける言葉を失う。その報を受けてS氏、義援金付き消火器を思い立ち、経営層に打診。労働組合など元よりの景気低迷にてボーナス支給額など心配事が多い中、「被災地を思えばそんな場合ではない」と説得。経営陣の決済が遅ければ、組合員の総意として働きかける決意。経営陣はグループ関連企業や下請け会社と協議し、GOサイン。N専務より企画へ速報の電話「そこにセルコも居るンやろ。イの一番に教えたらんかィ。120万本なら幾らになるんや。」。。。。感服しました。居合わせたのが運の付き。力いっぱい拡販にご協力させていただきます。
 S室長、やったね。前夜にS室長を囲み、企画立ち上げのM支店長と一席。企画として顧客満足の為にこのHATSUTA社をどのように引っ張るの?と意地悪な場の盛り上がりでしたが、その晩明けての専務よりの一報を、「社長、たった今、専務から・・・」と本当にやり遂げた良い顔でした。「おお、よく走り回ったなあ。利益を削って義援金付き、企画室はじまって以来の一番の企画だと思うよ。」と思わず肩を叩きました。意地悪な晩のことがあって、一夜明けてスタッフ一同を受講生に、「企画室長として目が行き届かなく、手法も手探りで」とセミナー開催に切り替えたようで、講座の成功のと同時進行で熱意の企画が通りました。スゴイ男がいる、或いは行動した瞬間にスゴイ男に成長したのだと、次回はねぎらいの一杯になると思います。



② 受講生の一般社員の不安や疑問。筆者の反省。

 まずは実地でショールームや工場見学を案内してくれた受講生の皆さん。いつもと勝手が違い、講師の先生を相手に大変緊張して硬くなっていましたね。見守るS室長も赤面するやらハラハラするやら大変だったようです。同行者で案内対象のはずの素頓亭は、M支店長やA君と無駄話をしたり、アッチへふらふらコッチへふらふらと不真面目ですみません。ショールームや実験施設のこけら落としの前日に押しかけて以来、お客さんや社員を連れて6回ほど体験しているコースなので知った顔も増えています。事情は総括コメントの中で触れて謝っておきました。質疑の中でA君、「お客様が興味がなさそうだとモチベーションが下がります。どうしたらテンションが保てるでしょう」むむむ、すみませング。

 この場の上司、S室長は「自分が一番勉強になった」と、受講生の意見を取り入れる仕組みについて今後の取組みに活かされそうです。社内だけの日常業務の中では、良いも悪いも当たり前として見過ごしてしまいます。他者の目線が入るとウロコが落ちるのでしょう。当社でも同じような取組みで意見を拾うことがありますが、折角意見をだしても取り上げられない、又は上司にガードされる、など改善に繋がりにくいことが、ままあります。

 帰郷後ですが、昨晩、知人の経理事務の女性と話す機会がありました。東京の会社で東北の顧客も多く、震災以降の入金の遅れなど、工場3棟が流失した客先など言葉に詰まる。役割としては確認の連絡は入れなければいけないが、つらくて仕方が無い様子。「どのように声掛けしたら・・・。」とため息。

・・・つらいですよね。まず営業さんなり上層部が「被災お見舞い」のご一報をしていると思います。その上で債権放棄も経営上そうそうできないと思いますが、公的支援制度の確認や取引銀行と協議するなど、自社の支払いや資金繰りの為には客先からの入金をどれだけ待てるのか、あるいは割り引くのか、上で決めていくことだと思います。その経理担当者にも、「第一声は被災見舞い、あとは事務連絡に徹するしかない、自分が持たないよ」、とは他人事のようで心苦しかったです。多くのリーダーは自社のことは見えにくい聴こえにくいものとある程度の割り切りはします。風通し良くとは、耳ざわりは良いが、他社だから見えることで自分の部下もおもんぱかることも補助的なヒントにしなければ職場環境の改善は難しいのでしょう。

 今回の出張は、ちょっとハッとする場面が多かったです。

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旅を仕事にしたい今日この頃。

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