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×太陽を盗んだ男 ○太陽製作中

toki-mr.gif 核融合科学総合研究所 モニタールーム


核融合研、イオン8000万度Cの高温プラズマ生成に成功 2011年11月04日 日刊工業新聞

 【名古屋】核融合科学研究所はイオン温度が8000万度Cの高温プラズマの生成に成功した。プラズマ周辺部の密度を下げることで従来の最高温度より500万度C高めた。常に高温状態を維持できる方式としては世界最高記録という。核融合発電に必要な1億度Cに少し近づいた。
 同研究所は超電導核融合実験装置の大型ヘリカル装置(LHD)で高温プラズマを発生させている。今回、LHDを洗浄した際に壁に付着した水素ガスを、電磁波で生成したプラズマで取り除くことでプラズマ周辺の密度を下げた。これによりプラズマ中心部のイオン温度が上昇した。
 今後は2012年3月末をめどに高性能排気
 装置を設置し、プラズマ周辺密度を制御しやすくする予定で、さらなる温度上昇が見込めるという。

核融合科学研究所の公式HP から実験結果のプレスリリースにて詳しく優しく解説あり。


6月に視察しまして、知っている限りの岐阜情報にて少し触れた研究施設です。

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沢田研二、菅原文太 他

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”太陽を盗んだ男”という映画がありまして、沢田研二が扮する科学教師がお手製で原子爆弾をこさえて政府に無理な要求をするという。ナイター中継を最後まで見せろとか、ローリングストーンズを日本に呼べとか。時代を感じますが。菅原文太の不死身の刑事が云々。かなりぶっ飛んだ大好きな一本。

さておき、核融合というと原子力発電と紛らわしいかもしれませんが、核分裂は制御が難しい。震災後の浜岡や九電を含むドタバタで理解が深まったと思います。核融合はエネルギーの維持が大変で、逆にすぐに止まってしまう。常用エネルギーとするための実験施設がココ。

「 核融合科学研究所は、安全で環境に優しい次世代エネルギーの実現をめざし、大学共同利用機関(※)として国内や海外の大学・研究機関と共に双方向の活発な研究協力を進めています。また教育機関として、次世代の優れた人材を育成し、社会と連携しながら、核融合プラズマに関する基礎的研究・教育を強力に推進しています。
 人類は、石炭、石油、天然ガスなどの化石燃料 をエネルギー源として、現在の高度な科学技術産業社会を 作り上げてきました。しかし化石燃料の消費は大量の二酸化炭素や窒素酸化物を生み出して地球環境に深刻な影響を与えつつあり、その埋蔵量にも限りがあります。 将来に向けた安全で環境にやさしい新しいエネルギー源を 手に入れることは、世界共通の最重要課題なのです。
 太陽や星のエネルギーの源でもある核融合 は、大気汚染物質を発生せず、海水中に燃料となる 物質が全て含まれていることから、実現すれば人類は恒久的なエネルギー源を手に入れることができます。また、低放射化材料を使うことにより、 構造材の再利用 も可能となり、優れた循環型のエネルギーを完成させることができます。
 一億度にも達する超高温・高密度の核融合プラズマとその制御は、物理学、電気工学、超伝導工学、材料工学、情報工学など理論と実験にまたがる現代理工学の幅広い分野の最先端を包括した学術研究対象であり、核融合科学研究所は全国・全世界の研究者コミュニティの知が結節する中核拠点です。」(上掲公式HPの研究概要を転載しました)

見学の際、解説員より”私たちは太陽を創っているんだ”との熱意が かの映画を思い出したと、そういう訳です。

以下、現地の写真です。フランクに撮影自由でした。

toki-g.gif 施設入り口 土岐プラズマリサーチパーク

toki-model.gif 核融合炉 模型 (欲しい。。。)

toki-pt.gif プラント

toki-sp.gif 
大型ヘリカル装置(日本独自の手法らしい)なども正確無比な工業技術の賜物

toki-man.gif
見学中に作業員が「すみませ~ん」と、色々と寸法を当たっていました。実験に携わる多くの方々が今回の成果に結びつき、次回の可能性を高めるのでしょう。今年4月の実験で7,500万度、今回が8,000万度、装置の目標が12,000万度だそうです。解説の方より、研究予算の少なさに対する嘆きも。仕分けで槍玉に上がったかどうかは聞きませんでしたが、年間に出来る実験回数の少なさ(半年に一度だったかな?)に驚き、その機会に確実に成果を得る為の、緻密な準備のあれこれ。本当に苦労されてると思いました。

ところでプラント好きの人、公式HPのフォトギャラリーは必見ですよ。

あ、難しいことは聞かないでくださいね。為念。

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