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アップデート】 静岡、神戸防災センター 共同研究へ

乾パンよりチョコ、意外に役立つ生理用品…「非常持ち出し品」見直そう 阪神大震災17年、人と防災未来センター 2012.1.14 21:15 産経ニュース

 地震などいざというときに備えた「非常持ち出し品」。阪神大震災の教訓をもとに作成した「人と防災未来センター」(神戸市)のチェックリストは多くの家庭や企業で活用されてきたが、昨年の東日本大震災を機に内容を見直すことになった。「今の時代に10円玉50枚は必要ないのでは」「乾パンよりもチョコを」…と意見が相次ぎ、改訂作業を通して、改めて防災を考える機会にも。3月末の素案とりまとめを目指している。

 同センターでは7年前、阪神大震災の被災経験をもつセンターのスタッフらが「非常持ち出し品チェックリスト」を作成した。震災体験をもとに、1点ずつ吟味して必要な項目を選別。その上で、懐中電灯やロープ、粉ミルクなど最初の1日に必要な「1次持ち出し品」と、レトルトラーメンや切り餅などの食料、タオルや雨具に卓上コンロなどの生活用品まで、救援物資が届くまでの3日間程度に必要になる「2次持ち出し品」にわけて整理した。リストは、センターを訪れた人に配布したり、ホームページでも公開しており、「数百万枚が普及したのでは」(同センター)という。

 ところが作成から時間がたち、阪神大震災当時とは社会状況も変化し、「いつか見直さなくてはいけないと思っていました」と同センター企画ディレクターの平林英二さんは話す。そこへ昨年、東日本大震災が起きた。「防災減災の取り組みは何だったのか、と痛感した。これまでやってきたことを点検するという意味でも、リストを見直すことになりました」

 センターの関係者らで「ひとぼう新防災グッズリスト編集委員会」を立ち上げ、昨年10月に第1回の委員会を開催。約20人が現状リストの課題を話し合ったところ、「現金を10円玉で約50枚は必要ないのでは」「携帯電話の充電器が必要」「下着代わりにもなるので大きなサイズのハンカチを6枚ほど」「生理用品は、傷口を水で洗ったあとにあてることもできる。女性だけでなくあらゆる家庭に共通して必要な基本品目に入れるほうがよい」といった意見が次々に飛び出した。また、「1次持ち出し品の量が多すぎる」「子供連れのお母さんなどには背負うのが大変」などの問題点のほか、携帯電話のように「常に身につけておく」という発想も必要、といった指摘もあった。

 11月に開かれた2回目の委員会では「乾パンより、小さく滋養の高いチョコレートやあめ玉を」「救急袋に笛と、消毒用の重曹を追加してはどうか」といった意見も。3月末までに計6回の委員会を開き、素案をまとめる予定だ。

 平林さんは、防災グッズリストを作るだけでは、本来の目標は達成されない、という。リストを使って個々の家庭で実際に備えができるか。備えたとしてもメンテナンスも必要。またロープのように、リストにあっても使い方がわからなくては役に立たないものもある。「防災を特別の非日常なイベントにしたくない。無意識のうちに防災のスキルが浸透するような社会を目指したい。その一環としてリストを見直したい」と話している。

以上、引用終わり

 人と防災未来センター、一昨年かな、見学してきました。設計事務所の先生と同行し、現地で被災した同業者の案内で。被災状況の再現展示や被災前後の比較 など豊富な資料と、同じ震度の体験マシーンなど。下の写真は別の機会に視察した、淡路の野島断層のメモリアルハウスに展示してあったものですが、子供たちの体験談と被災後の絵画によって心的トラウマがいかほどのものか、胸が痛みます。
awaj02.gif awj01.gif クリックで拡大

 さておき、時代に対応した持ち出しリストの見直しは頼もしい試みです。早10ヶ月が経過した東日本大震災でも、いや震災のたびにですが、全国からの支援物資と被災地とのニーズのズレが指摘されます。自らの備えと共にウォントリストにも繋がるのだと思います。前回訪問時にはリストの存在を知らず(不勉強ですね)、改訂された暁には参考にさせていただきます。

 年末にはこんなニュースも。東海地震対策で防災先進県との評価がある静岡県ですが、災害時に放送される同報無線の難聴地区の問題についてご紹介しました。整備率こそ日本一ですが ≫ 老朽化2011.11.22
時代に即した内容に UP DATE し、且つ広範な連携で備えていただきたいと思います。当社でも貢献できることは何だろうか。追いついていきたいと思います。

静岡、神戸防災センター 巨大地震見据え共同研究へ 12/30 静岡新聞

 東海地震に関する学習や体験ができる県地震防災センター(静岡市葵区駒形通)と、死者6400人を出した1995年の阪神大震災の経験を語り継ぐため兵庫県が設置した人と防災未来センター(神戸市)が、東海、東南海、南海の3連動地震など、南海トラフ沿いの巨大地震を見据え、共同研究や人材育成などで連携する方針を固めたことが29日、分かった。
 南海トラフ沿いの巨大地震については、内閣府の有識者会議が27日、想定震源域で従来面積の2倍、地震規模はマグニチュード9(暫定値)との想定を示したばかり。 静岡県は、広域な視点での研究や人材育成が必要と判断。人と防災未来センターと連携を深めて、防災センターの機能強化を図ろうと打診していた。
 人と防災未来センターは阪神大震災について学べる見学、展示施設があるほか、独自に研究員を採用し京都大などと連携しながら防災の専門家の養成に力を入れている。
 県地震防災センターは、幅広い分野や年代向けに防災講座を開くなど一般の人を対象にした人材育成に力を注ぐ。県内6大学や報道機関などとつくる「しずおか防災コンソーシアム」の情報発信拠点にもなっている。
 県は現在、具体的な連携態勢を内部で詰めている。小林佐登志危機管理監は「巨大地震を見据えた防災拠点づくりを共同で進めたい」と話す。
 人と防災未来センターの木村博樹副センター長は、具体的な中身を本県側と協議する考えを示しながら「南海トラフ沿いの巨大地震は西日本全体の大きな課題。防災先進県の静岡と連携することで得るものは多いと考えている」と語った。

 
~以下略~

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