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どうりでキビシかった訳だ

(静岡県内)建設業の収益性悪化 静岡新聞 2012.01.18

10年度総資本経常利益率 東日本で最下位

東日本建設業保証がまとめた(静岡)県内建設業の2010年度の財務統計指標(決算分析)によると、企業の収益性を示す総資本経常利益率はマイナス2.68%(前年度比0.13ポイント上昇)と東日本23都県の平均0.8を大きく下回り、都県別で最下位だった。
 県内の土木、建築、電気、管工事業者1673社の決算書(10年4月期~11年3月期)から算出した。

≪ 総資本経常利益率 ≫
 売上高5億円以上の企業・・・2%以上
 同 1~5億円以上 ・・・マイナス0.89%
 同 1億円未満   ・・・マイナス7.82% ← ココが押し下げている

≪ 自己資本比率 ≫ ※健全性
 11.01% 対前年2.94ポイント下降 < 東日本平均22.51%

≪ 一人頭の付加価値 ≫ ※正味の稼ぎ高を社員数割り
 754万円 同16万円減 > 東日本平均 782万円

静岡支店は「収益性の改善が進んでいない」と話している。

以上、筆者要約
ikishitenai.gif このおじさん息をしてません


・・・どうりでね。デフレ傾向に歯止めが掛からないですから。
当社は下請け孫請けの専門業者。ゼネコンの競争、サブコンの競争、その下層での激しい競争に晒されています。それにしても東日本で最下位はショッキングなデータです。首都圏関東は件数・規模とも飛び抜けているのでしょうが、温暖な気候で豊かな市場だと考えられている(あるいはPRしている)静岡県の数字です。

静岡県の立地、中部地区になったり東海エリアになったり、この統計では東日本。東西220kmと横に広いので浜松は名古屋圏、沼津は関東圏、静岡が独自の静岡圏という感覚が一般的でしょうか。商圏ということでは、建設業では、設計が東京、ゼネコンが横浜、サブコンが名古屋、専門工事業が地元で頑張るというケースも間々あり、地元だけの競争におさまらないケースも多分にあります。名古屋の景気が良い時分は西からの出稼ぎ業者の防波堤になっていましたが、リーマンショック以来、名古屋以西の業者も名古屋をスルーして浜松まで乗り込んできたり。大都市の中間にある市場は両方の市場から溢れたライバルが雪崩れ込んで来ることも価格破壊の一因かな。よく安値で受注して「やり散らかして」、その手直しを地元がやらされるなんて”冗談じゃないよ”というケースも多く、入札における談合監視など当たり前で重要なことでしょうが、入札参加資格など孫請け下請けも地元企業で、とか発注者様には今一度検討をお願いしたいところ。イザという時に防災協定を結んでいるのに下請けは”どこでも良い”やられてしまうとね。下請けが圧迫されているのは数字の通り明らかです。過度の競争は専門技術者を殺す、と。

ikidoohri.gif ムキーッ


なんか中小企業の叫びのようなことを書きましたが、負け犬の愚痴のような気がして後味が悪い。
では当社は自助努力をしているのか!とご批判を受けそうですが、なんとか文殊の知恵を振り絞って昨年は黒字は保っています。去年も死ぬ気で、今年も死ぬ気で、では企業体力も、それこそ大切な社員も疲弊しますので。尚、こういった文句はブログでなく役所に直接言って来いよという社内の声もありそうですが、ここ数年、声を大にして運動していますので、徐々に薬が効いてきていると思います。震災後の数字がどうなっているか判りませんが、段々と良くなっていくでしょうと希望的に締めくくりたいと思います。

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