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もろもろのミスマッチ

続きです。

被災地雇用、ミスマッチ…失業手当切れで正念場 読売新聞 1月13日(金)3時2分配信

 東日本大震災の影響で失業した被災者を対象に延長された失業手当の給付期間が、短い人で12日で切れ始めた。
 今後も同様の失業者が出るため、ハローワークは対策に力を入れる。ただ、被災地では復興需要に基づく短期の仕事が多く、希望と合わない「ミスマッチ」が続いており、雇用問題は正念場を迎えている。
 仙台市のハローワーク仙台では昨年11月から震災による失業者らを対象に就職セミナーを始めた。職業訓練を紹介したり、履歴書の書き方などをサポートしたりする。毎月の失業手当の受給手続きに訪れた失業者に参加を勧め、早期の再就職につなげようとしている。
 震災による受注減を理由に、昨年4月に機械部品製造会社を解雇された同市泉区の男性(47)は11日に行われたセミナーに参加。「職業訓練でパソコンなどの資格を取って、失業手当が切れる6月の前に就職したい」と語った。福島労働局も1月上旬、同様の内容のセミナーを県内の全ハローワークで行うように指示した。
震災ボランティア、ピークから9割減 被災3県  2012年1月13日 朝日.com

 東日本大震災から約10カ月で、東北の被災3県で活動するボランティアの人数が、ピーク時の10分の1まで減少していることが、全国社会福祉協議会(全社協)のまとめで分かった。被災地の関係者らは「震災の風化が進んでいる」と危機感を募らせている。
 全社協によると、今月1日までに3県で災害ボランティアセンターを介して活動した人は89万8700人。ピークだった昨年の大型連休には1日1万人以上が活動していた。夏休みにいったん増えたが、減少傾向は変わらず、12月18日以降は1千人を割った。
 全社協は「がれき撤去や泥出しなど人数を要する作業が減ったため」とみている。ただ、被災地では、センターを介さないで活動するNPOなども多い。
 1995年の阪神大震災では、10カ月間で134万人(兵庫県推計)が被災地で活動した。1日当たりは直後の約2万人がピークで、10カ月後は約600人まで激減していた。
クローズアップ2011:生活保護、最多205万人 改革進まず、財政圧迫 毎日新聞 2011年11月10日 東京朝刊

 ◇地方、負担減が悲願 協議に「溝」、政府意向に阻まれ
 7月の生活保護受給者数が205万495人となり、戦後の混乱期だった1951年度の月平均204万6646人を超えて過去最多となった。受給者の急増で10年度の給付費は3兆4000億円に達し、その4分の1を受け持つ自治体財政を圧迫している。給付抑制を目指し、国と地方は5月から協議を進めてきた。それでも手法を巡って折り合えず、抜本改革の機運はしぼみつつある。

※記事の導入部のみ引用。全文はリンク先でお願いします。下記は続く小見出し。

 ◇「働ける世代」失職が急増
 ◇自立促す仕組み/就労の場を
以上、記事引用でした。

 まず、今の時代背景を戦後の混乱期”以上”の非常事態と捉える必要があるかも知れませんね。さきほど離れた地域からあれこれ言いたくないとは書きましたが、報徳思想】江戸時代の災害マニュアル 2011.06.18のエントリで二宮尊徳翁の処方を再掲します(抜粋)。

233 )飢民救助の実施方法 


1)力仕事が出来ない老人・子供・病人・女性を、寺院・大きな家・小屋へ ・男女ごとに30人40人ずつ一組にし、一組に世話人12人をつける。
⇒被害者の実態を敏速に把握し、互助の仕組みを作り、働くことができる人を中心に被害への対応には迅速にあたる。
⇒水・電気・ガス・トイレ等のライフライン復旧を急ぐ。
⇒日頃より区単位でまとまりのある活動(訓練等)により実力あるリーダーを書くに災害時の復旧を図る(備え)
⇒ボランティアは有効活用する(明確な指示を)
 ・一人に付き一日白米一号の配給。
 一日に4回(一度に二勺五寸)、決まった時間に水をたくさん入れ、塩を入れ、時に菜・味噌を少し混ぜた粥を配給。「殿様のお慈悲の粥であり、ゆめゆめ不足に思う出ない。なるたけ腹の減らぬようにして、空腹を堪えることが仕事である。
⇒感謝の気持ちなど道徳的にも当然大切であるが、揉め事などに発展させないことが大切。避難所の共同生活はストレスが高まります。「働けないものは腹が減るから動くな」というのは慧眼だと思います。

 2)身体強壮の男女には勤労させ、賃金を稼がせる。 
 ・買い上げ~平常五厘の縄一房を七厘で、一銭の草履を一銭五厘で、三十銭の木綿布を四十銭で、
  十五銭の日雇い賃金を二十五銭で。(日雇いの仕事は、道、橋、堤、堀、溜め池の修理)
⇒これもまた慧眼。いたずらに地域のことが分からないボランティアを投入するより、強度の復興名目で頑張って貰う。割高の賃金で購買力を高め、インフラと家計の復興に繋がるでしょう。日赤の義援金の行き先は、公あって欲しい。。。。

 3)気晴らしに、藩士の武術の稽古を見学させ、空砲を鳴らした。
⇒避難所等でのレクリエーション、ミニコンサート、旬のものの差し入れ。
・・・各メーカーさんの総会月でしたが、5月前に開催予定の企業は見送らざるを得なかったと思います。自社の稼働状況や以降の予測を変更せざるを、、、自粛というより優先事項があるという印象。5月中旬より各社さんの総会に出席しています。被災地のディーラーさんから直接聞いた本音。被災地で2ヶ月以上、復旧復興に専念しているが、終わりが無く沈鬱な気分が全体を覆っている。そんな中でパーティーの出席は気が引けていたが、出席してよかった。こんなにも全国が心配してくれるのかとほっとした。明るい情報交換が出来た。本当に良い気晴らしになりまた頑張れます。本当にありがとう。。。。

 4)避難所解散時には、
 ・一人に付き白米三升、銭五百文を褒美とした。力仕事の出来たものへは鍬一丁をボーナス。
 ・荒地一反歩につき、お越し量三分二朱 プラス 仕付料二分二朱 プラス 肥やし代 一分
  =一両二分四朱えお給付。それにより、一春で58町9反の植え付けが出来た。

 5)餓死者 一人もなし
⇒今般の震災では残念ながら、、、合掌。

 241 )御厨郷(御殿場市一円)の救急仕法 
・役所から無利子金を十ヵ年賦で貸し渡して大いに救助できた。餓死者なし。
⇒これには報徳思想の善意が浸透していることも重要なようです。「この無利子金のお蔭で私は助かった。次の人にも役立てて欲しいと、利息代わりの礼金を寄付する”マナー”のお蔭で基金がパンクしなかったようです。関東大震災のモラトリアムでも信用クラッシュがあったことは以前に述べました。

以上が再掲。

雇用のミスマッチって。職業訓練も建設重機など再建市場を短期で進めているとは思いますが、まずは再建が叶って職業選択でしょうに。取材対象が悪いのでは。。。
ボランティアはこの不景気に交通費まで手弁当で。指示する公務員は給料があり、被災民は仮設住宅で働かないを横目で見る。。。ボランティアの経済負担が大きすぎ、また雇用を奪っているとの声も。
生活保護より低賃金で働く若者がいる。戦後最大の保護世帯になるならば、米の現物支給や地域商店街で食料や必需品にしか使えない商品券にするとか、現金支給をやめたらどうか。

バラマキ型の限界だと思います。遠く律令時代に「租・庸・調」という税制があり、穀類や名産品と労役を課していましたが、国がボランティアを頼りに雇用をしないというのは、税金のほかに労役を課しているとなぜ感じないか。日本のボランティアからは「労働に対する対価」の発想が抜けているとは良く聞きます。

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写真ニュース 被災地で祈る僧侶 47ニュース 2011/4/04 12:24
粉雪が舞う被災地を、祈りをささげながら歩く僧侶=4日午前、岩手県山田町

昨年、いちばん感銘を受けた写真です。

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