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知行合一 】 懐かしくもイヤだったはなし

先日、若手経済団体内々でリーダー養成セミナーみたいな例会がありまして、ああ、懐かしいなあと思いましたので。

テーマは「知行合一」(ちこうごういつ)
中国・明の時代の王陽明が提唱した陽明学。「知っていて実行しないのは知らないのと同じ」
まあ、若い方が多い団体なので、皆さん神妙に、時には赤面して受講。オッサンは微笑ましく方向付けのようなことをやっておりました。

吉田松陰が松下村塾(某政経塾と何故こうも違うのか)にかかげたり、ヤングジャパンの指針になった言葉です。

懐かしいと思ったのは、当社会長も若かりし頃の会員で、自分が幼少の頃に現役バリバリだったので、それはそれはうるさかったです。まあ勉強が嫌いで、ドチラかというと素行もよろしくなかったりでしたが。

素行を叱られれば「知らなくて出来ませんということなら、これを機会に覚えろ、知っていてやらないのは一番、卑怯だ。」と、これを言われるのが本当にイヤだったです。あんまり勉強が嫌いなのでたしなめられ、「やればできるんだけどやらないだけだ」と強弁するも「やればできるは、やっていないんだからお前は、出来ないんだよ。」と逃げ場を残してくれませんでした。が、正直勉強はやっぱりやりませんでしたが。今、オヤジの幼少期を聞いてみると「なんだ、血じゃないか、父さん。」と言えますが、会長も”経営者”になってみて、仲間を作り、生きた勉強をしてきたんだなあと、セミナートレーナー(他都市のOBメンバー、大先輩)の熱気を浴びながらシミジミ感慨にふけりました。

率先してとか、「いいよ、オレがやるよ」とか言えるようになるとか、当たり前のことを当たり前にとか、これはうるさく言われておいて本当によかったと改めてありがたく思います(やっぱり本当に相当、イヤだったけど)。ちょっとかぶれている澁澤栄一翁とか二宮尊徳先生とか高橋是清とか後藤新平とか山本五十六とか、実践主義を唱えた指導者にも、この素養がありました。知行合一。

十分に分かっている人は、私はまだそのことについて分からないことがあるといい、
分かったと理解してやらない人、は全然わかっていないが、実に多くの人間がそうだ。というような意味の名言を誰だったか(恥)言っていたような。社員には、「オレは技術者だ、そんなことは分かっているといいますがね、部下をつけて指導しろというと説明が出来なくて、本当は分かっていなかっただろう?」という意地悪を言うことがあります。言われて嫌なことも言わなければならない役回りではあります。

さて諸先輩達、まだまだ、部下に甘いようで、「こんなことを言ったら可哀相だ」と思うようでは、それは「言ったら嫌われるだろうなあ」という言い訳の意味で、ご自分に甘いですよ。知っていて、やって見せて、嫌なことを言わなければいけません。教育方針として、部下が伸びると楽になるよ、という努力を今やっています。皆さん、頑張ってついて来てね。

名言は便利。言いたいことは大先輩の成功者・指導者が”実績”とともに遺してきたものです。最後の一文は山本五十六語録に似ていますが、実績の成功者の名言の方が「未熟・若輩」の言葉より説得力が違います。名言を知ることは、背景と実績を知ることに他ならず、自分の苦境の処方箋がきっと見つかります。そこで実践して「自分の名言」を吐け、と。何事かを問わず、やってきたオッサンの話は面白いです。

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