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正常化バイアスという心理作用

NHK災害避難呼び掛け放送「命令口調」「断定口調」へ変更 Jcastテレビウォッチ 2012/3/ 5

NHKは災害時の避難を呼び掛けるアナウンスの内容を大きく変更することを決めた。とりわけ、東日本大震災で大きな被害を出した津波については、「高いところへ逃げてください」という呼び掛け口調ではなく、「ただちに高いところへ逃げること!」と断定口調に替え、「津波は急に高くなることがあります」という可能性を示唆するのではなく、これも「急に高くなります」と言い切る。
東日本大震災のときには、「早く逃げてください」ではなく、「早く逃げなさい」と命令口調の防災アナウンスを流した地域は、住民の避難が早かったことが明らかになっている。NHKの避難呼び掛けもこれを教訓とした変更で、「東日本大震災を思い出してください」「命を守るために一刻も早く逃げてください」などの文言も新設して切迫感のある放送にする。「落ち着いて行動してください」などは消える。(テレビウォッチ編集部)
社団法人 静岡県建築士会
第14回 地域貢献活動発表会&ワークショップ「市民・建築士が今できる防災とは」@沼津
・・・参加してまいりました。

びゅうお

大型展望水門「びゅうお」 沼津市公式観光サイトより抜粋

「この沼津港大型展望水門「びゅうお」は沼津港の内港と外港を結ぶ航路から進入する津波から港の背後地の50ha、 9,000人を守るために作られた水門です。津波をシャットアウトする扉体(ひたい)は、幅40m、 高さ9.3m、重量は406tと日本最大級です。これだけの大きな扉体なので、それを支える躯体も大きく沼津市ではその高さを生かして展望施設を併設しました。」


びゅうお横顔 びゅうお展望 横からと展望台からはクリック拡大 ”VIEW+うお(魚)= びゅうお” です。

びゅうお解説 現地で説明を受ける。

津波に対する内港の危険性から扉体の落下スピードまで幅広く。沼津市の消防機関や危機管理部局による説明。
「海岸沿い、富士の方向に向かって避難タワーどころか高さのある建物がありませんが、美観地区として景観に対する規制があるため。喫緊の課題。」







会場へ移動して基調講演とワークショップ。

防潮堤 防潮堤の破綻

講師先生、主催の静岡県建築士会まちづくり委員会の協力(現地同行)で構造物や住宅の被災状況を調査。福島ご出身であり、調査やレクチャーに熱が籠もる。ここのところホーンアレイスピーカーという新兵器や、設置位置の改善など、ハードな方面を考えていましたが、運用の問題など多くの指摘がありました。特に標題の「平常化バイアス」という問題。緊急避難放送の受け手側である住民は、”なんとか平常心を保とう・落ち着いて”と冷静を装うと同時に、”きっと大事ない”と居座ってしまう弊害。冒頭にNHKの命令口調という記事を紹介しましたが、きっぱり言い切ることで、平常ではないと頭が切り替わるそうです。ただし「落ち着いて」が無くなるのもよくないので、「落ち着いて、速やかに、避難せよ」だと思います。

大洗町の事例
放送による呼び掛けが効果が高かったとされる大洗町。緊急避難放送の呼び掛け原稿(メモ)には消防機関による訂正の赤文字が残っているそうです。
「すみやかに避難してください」 ⇒ 「ただちに避難せよ!」

ワークショップ

その後、自治会の方や行政なども交えてのワークショップ。日頃からできる備えは何か。講師からのアドバイスは。写真のような模造紙が3枚分。短時間のでしたが活発に意見が出てきました。

その後、懇親会での情報交換を含め、大変勉強になった一日でした。

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