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徹することでストレスに鈍感になれます

 自分が任されている部門で組織内のゴタゴタガあり、営業的には自信があるけど、部門の統率で凹んでしまう。よくいう、管理職の苦悩というものです。地域の異業種交流や取引メーカーの代理店育成会などでよく聞きますが、やはり商売には関係なく誰もが通るのだと思います。ここ数年、若手を抜擢してきたので、ローカル中小の組織ですが当社でもボチボチ壁にぶつかるリーダーが出てきました。

 一つに役割の変化から来る、立ち位置と目線の変化。現場サイドのやりたい方法と経営の効率化が両立すれば素晴らしいことですが、得てして経営側のデータが理解できると、何とかしなければ、という現実的な危機感を覚えます。部下の言うことや現場の気持ちは、良く理解できる。それでも経営判断をもとに部門を引っ張らなければいけない。ああ、嫌われちゃったな、、、という一言も口にしなければいけない。優しいだけではダメなんだ、むしろ毅然とキッパリ指導するのが本人の為である。弱音を吐けない。そういう時期もありました。

 「理解はしてやるが」という部分と「でもそれは許されないことだ」と言い切ること、「お前も大変だなぁ、だけどな。」という度量はどのように熟成されるのだろうか。やっぱり説教の旨い先輩はいるものです。

 「叱る」と「怒る、怒鳴り散らす」とは全然違います。客先のこと、本人の成長のこと、これらについての説教が「叱る」こと。感情のまま怒鳴り散らしての説教は、怒声が鳴り止めば終了、やり過ごすだけです。どうしても腹が治まらない時は「お前ちょっと、来い!」と呼びつけることで済ませて、本人がスゴスゴと来るまでにクールダウンを心掛けましょう。
 特に、現場から人望が厚いスーパーサブにも説教しなければならない場面は来ます。怒鳴り散らして潰してしまうのは以ての外。ちやほやして懐柔しても、彼の人望という美点は失われるでしょう。反論できないほど追い詰めてはいけません。リーダー諸君、思い出してください。あなたも現場の長であったときは同じ、生意気でした。自分も修行時代はそうでした。青臭くても正義感です。あなたが抜擢された美点をその部下も備えています。あなたの次のリーダー候補として経営側の視点から「説得」してくれなければ困ります。「彼を伸ばすこと」これが今のリーダーの重要な役割です。

 自分のこれまでの生き方と、管理職とのギャップは、時間で慣れるものですが、今がツライ!ということであれば、「自分に振り分けられた役割」はそもそも何であるか。客観的に役職という立場を知ること。役柄の目的・期待される成果に徹することで、自分という「個」を一度、奥にしまって置くのも手段です。
 役職の中身、有るべき態度を知ることで、「らしさ」というものが表現できます。目付き顔つき笑い方褒め方叱り方・・・○○らしく、相応しい態度。ネクタイや小物でも演出できるし、歩き方や立ち居振る舞いも変わってくるでしょう。こうした型(フォーム)に忠実であることが「板に付く」「風格が出る」ということなのでしょう。フォーマルを知って公式に振舞う場面と、打ち解けた場面で(知っていながら)崩すことが「粋(いき)」であり、奥にしまってあるはずの滲み出る個性、ひいては「いぶし銀」になっていくのだと思います。

 アクタースクールのはなしというエントリで「役職が人をつくり」「役者魂」に徹するようアドバイスしています。

 もうひとつアドバイス。自分の上から、もう一人の自分が見ている、というイメージを作って下さい。得手不得手があり、人によりトレーニングを要するかも知れません。自分の行動をウォッチするということ。客観視です。うまく行った、とか、こりゃマズイとか、自分の行動の可否は勿論、「俺は何に怒っているんだろう」と同時に冷静な感覚を保つことが出来るようになると思います。「俺って何やってんの?」と内心で苦笑しながら役割を演じられるように成れれば上級者といったところでしょうか。

 「お天道様が見ている」とか「自分が一番知っているでしょ!」という教育は、社会生活上の規範意識を教育することにあると思いますが、一段上の大人になるために、このようなストレスの避け方とも繋がっているのだと考えています。一度試してください。


 どお?少しは気が晴れた?

悩めるリーダー諸君と自己確認のため。参考になれば幸いです。

現場で怒られてる真っ最中の人にも応用できると思うよ。

テーマ : 部下・後輩指導のヒント
ジャンル : ビジネス

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