FC2ブログ

新茶の時期になりますね。

 細井広沢(廣澤)の茶軸。江戸中期の人。掛川藩士の息子として江戸に出て儒学を学ぶ。忠臣蔵の討ち入りに際し、声明文を添削し、吉良邸の近隣に住んでいたので、屋根の上から四十七士を見守った。測量と言う言葉をはじめて使った。多才です。「お茶は山深く霞が立つところが良質」という大意(かなり大雑把)。

茶軸

 あっという間に、4月も折り返し、八十八夜が近付いてまいりました。立春から数えて88日目ということで今年は5月2日に当たります。例年お客様には縁起の良い一番茶を、中でも景気良く貴重な八十八夜よりも前に摘んだお茶を、とGW前に手配していました。持参の担当諸君はさぞ大変だったと思います。
 今年から、例年よりもちょっと上質なお茶に切り替えましたので、八十八夜に間に合いません。連休以降にお届けとなります。宜しくお願いします。縁起物としての一番茶とは別に、山深く霧が多い、昼夜の温度差が大きい茶畑がおいしいとされます。上の茶軸の通り

 創業会長の出身茶農家(本家・長兄)と交渉して、静岡丸子は満観峰(標高400M)の新茶を農協や問屋を通さず直接購入できるようになりました。(通常流通のお茶はブレンド、静岡茶と言いながら純度100%は難しいもの。一番茶はそれこそお茶商人が必死で手配します。)

※参考までに呑み屋で語る経済動向で少しお茶の豆知識。
ネタついでに、島田市の小学校は蛇口からお茶が出る・・・お茶の殺菌作用から、うがい手洗いにも。茶所の地産地消と茶業振興を兼ねているそうです。

 もう一つ、例年、社名入りのお茶缶でお届けしていましたが、今では真空パックとお茶缶で味に余計な劣化を招くようになりましたので廃止。真空パックに冷蔵冷凍庫を活用して保管して頂く方がおいしさが保てます。たまたま環境への配慮で省エネ梱包とも合致していますが、よりおいしくが主眼です。お客様には社長名で挨拶文を添えていますが、持参のお客様には説明方宜しくお願いします。

 さて、大変だったと言えば、来客へのお茶出し、おもてなしの心です。
 女性社員の大切な業務ですが、男性社員にも朝昼夕、当番回り制でお願いしていた時期もありました。もう8年も前になるんですね(しみじみ)、修行先の会社から戻り、出先営業所に出社したときの違和感の一つが、このお茶当番。これまで何度も触れていますが、バブル崩壊以降の不景気という時代、女性社員も会計事務としての戦力でありながら、同じ社員のために朝昼夕の貴重な時間、片付けを含めると軽く1時間はロスしていたでしょうか。お茶でもコーヒーでも飲みたい人が自分で淹れなさいよ。その間に伝票や見積もりを一本でも多く処理願います。
 年配の社員からは、女性がお茶汲みは当たり前じゃないか!という声も少なからずありましたが、決まったお茶の時間でみんな一斉に休憩をとる。先輩も効率が落ちてるんですが?と、断行させていただきました。
 
 勘違いの無いように、社内の馴れ合いと無駄の排除に目的があり、お客様へのお茶出しはタイミングや笑顔を含めた大切な業務です。先輩社員の反論の中には、ギスギスした男性社会で女性からの励ましに癒される、と言う意見もありました。紅一点がムードをリラックスさせる。大切なことですが、労力や時間を掛けなくても出来ますので、其々女性社員にはお願いしてあります。逆に、ルーチン化(当番制で当たり前になってしまっている)したお茶に感激してお礼を言う男性が何人いたか。その頃、女性でもつっけんどんな方もいましたね。感動の無いサービスは止めたほうが良い。

 女性の方、実務業務は効率よくこなしながら、男性をやる気にさせてくれ、というのは難しくありません。男性はバカですから、笑顔で行ってらっしゃい、お帰りなさい、だけで充分やる気になります。スケベ心でなくとも、自分を見ている女性がいる、と言うだけでも格好をつけようとします(ここら辺がバカ)。会議に出てくれるだけで弱音を吐かなくなりますので。
 随分前になります。もう結婚して退社されていますが、かつて男性顔負けの厳しい会計担当がいました。素晴らしい責任感で経費増減の傾向まで把握して頼りにしていましたが、当時の上長、責任者にも食って掛かります。「あの人、言っても言ってもだらしが無いんです!」歯噛みして悔しがっていました。えー、目的はシッカリして貰うことだよね。男はバカということ、キーキー言っても伝わってなかったということ、女性らしい対応は武器であることを伝え、会議体制からムードを変えていきました。まず女性を含めた全体会議を定例実施し、女性も持ち回りで議長や司会を担当して貰うようにしました。時間はかかりましたが、変な弱音が出てこなくなり、決め事、ルールが回るようになりました。

 ゴレンジャーが理想のチームです(何歳くらいの人まで分かるのか)。カッカと燃えるリーダークールにこなすサブおどけて笑わせるムードメーカー皮肉屋。そして紅一点です。

 女性社員の皆さん、一度皆さんに集まって貰ってヒアリングをしましたが、3年以上(もっとかな)経ってしまい、随分業務処理の方法も変えてきています。改めてご意見を聞きたいと思っています。その節は宜しく。

 男性諸君、女性社員の帰った晩方にお客様がある場合は、やはり男性社員にもおいしいお茶を淹れて貰わなければいけません。女性には女性らしいマナーがあるように、男性にもお客様を和ませる不器用なところが有っていいものです。気を使ってくれた上にお茶が熱すぎたS君無作法でスミマセンという笑顔とともに、お客様へのよいアシストになりました。ありがとう。

 コーヒー、インスタントですが。でもなんでも、まずは気が効くね。と、気持ちが大切です。その次は失礼の無い身のこなし。顔色とタイミング。知っておいて損はありません。

 そんなわけで次回は、おいしいお茶の入れ方とビジネスマナーに触れて見たいと思います。


5/2八十八夜です。男性社員もお茶くらい入れることがあるお茶の淹れ方UPしました。

テーマ : 部下・後輩指導のヒント
ジャンル : ビジネス

コメントの投稿

非公開コメント

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます
プロフィール

素頓亭

Author:素頓亭
スットン亭です。
旅を仕事にしたい今日この頃。

最新コメント
カレンダー
08 | 2019/09 | 10
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 - - - - -
カテゴリ
月別アーカイブ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブログランキング
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード