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医療施設への緊急消防査察

福岡病院火災、10人もの人命が喪われた痛ましい災害でした。心よりお悔やみ申し上げます。

これを受けて静岡県内でも、医療施設への消防査察が緊急性をもって実施されています。上の被害拡大は初期消火や通報の遅れ、防火扉などの不備が指摘されました。今般の立ち入り検査では、夜間の当直態勢、避難や通報など訓練の実施状況を確認。全職員が消防設備の取り扱いを把握する事など指導のポイントになっています。

病院経営者と施設の防火管理責任者様、施設運営の様々な改善点があり、そのなかの防火対策ですから、決して消防法をないがしろにしていません。実際に医療関係のお客様には、法改正の説明を受けて、計画的に設備更新に取り組まれています。が、ひとたび火災が起きてしまえば、何らかの不備が出てきてしまう、或いは見逃した不備が要因になってしまうのでしょう。

実は消防設備を仕事にしていると、このようなニュースがあると「追い風だねぇ。」と心ない一言を言われることもまま有ります。悲惨な状況に心を痛めるのは一緒ですし、同じような不備を見つけて改善提案しても力足らずで見送りになるケースも多く、我々も胸を痛めて使命感を強めています。

消防設備士は国家資格ですから、その責務は消防法に規定されます。17条各項で、誠実であること、消防設備の質の向上を図ること、その為に定期的に講習を受けること。

我々地元の設備業者と施設運営者、消防機関とはそれぞれ問い合わせや打ち合わせでやりとりがあります。が、それとは別に防災メーカーさんも医療関係から問い合わせで大わらわだそううです。「うちで設置した機器は大丈夫か」と言う内容。回答は「有資格者による適切な維持管理が為されていれば」です。

ニュースのたびに誠実な業務とは、考え込んでしまいます。消防設備士の諸君、危機を正しく伝えることは出来ているだろうか。




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