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手宮文字 と みさくぼ石 何かが空を飛んでいる

手宮文字額装 手宮文字 手ぬぐい

函館 テーマ⑧ おみやげ品とアイヌ民芸 2013-11-22 にUPしたまま、函館編も中途半端。その⑧まで特集しておいてナンですが。
選外 自分大好き 自分大好きな大将(右)の居酒屋とか、
選外 竜馬 ”函館に来たがっていたから”という理由の竜馬像

 函館の話しもいずれ(覚えているうちに)。今回はさておき、札幌たぬき小路で見つけた手宮文字の手ぬぐいをば。小樽市の手宮洞窟で発見された古代文字とされる壁画(彫刻)。

この近辺、フゴッペ洞窟の壁画(翼人など)忍路の環状列石など、シベリア北東アジアとか、ふむふむ。函館で北方民族資料館に行ったことが効を奏しましたね。J氏。ドライブなら小樽から見学を入れて往復4~5時間だろうか。
函館 旧日銀

さて、前置きが長かったですが、手宮文字のおはなし。
発見以来、偽物とか悪戯書きという説を含む、アイノ(アイヌ)文字、漢字以前の古代文字など、論争があったそうで。

1866年(慶応2年)発見
1921年(大正10年)国指定史跡
1949年(昭和24年)ブロンズによる模刻、保存覆屋の整備
1986年(昭和61年)保存修復事業開始
1995年(平成7年)手宮洞窟陰刻面を保存する「手宮洞窟保存館」完成 だそうです。
※ この年表、ちょっと押さえておいてください。後から出ます。

手宮文字 手宮文字
手宮解読 読破した人がいた。
 大正元年に「読破した」と名乗りを上げた、広島高等師範学校 中目覺 
大正10年に国指定史跡になるに当たり、参考にもなったことでしょう。氏の解読で一応の解決なのか。

 昭和24年にブロンズに摸刻し、保存施設ができたので、”小樽史蹟”手宮洞窟 著作 と保存資金の記念品か。

諸説というなかで、中目教授は 韃靼文字 として解読したようで、ライバル?鳥居博士 は古突厥文字説とか。
いずれにしろ地元の観光資源としては決着をつけて欲しかったはず。

内容は、
「我は部下を率い 大海を渡り 闘い この洞窟に 入りたり」 本当かなあ。


実は我が静岡県、水窪(みさくぼ)からも みさくぼ文字が。これは昭和35年の発見ですが、
みさくぼ石

みさくぼ石 手引き この向きと文字順を特定し
みさくぼ石 解読
数字通りに読んで、漢字に直すと、こうだ、と。

読み ノヌユヌイクムシテノ カミツキイル
漢訳 野奴豊奴幾く武して襲 神継ぎ居る
意訳 我らの理想郷であるこの地を 占領している敵
   我らの築いた豊かな村を奪っている畜生めらを
   何年かかっても襲え
   神々は我々をお守りくださっているのだぞ!(檄文)


水窪といえば諏訪から天竜川の文化圏で諏訪の神様がお通りになる幻の池”池平”も。
諏訪の当地では古代の諏訪は出雲と争って出雲軍団に征服されたと伝わっていましたが、その口伝を踏まえれば、楽しい意訳。いつごろ刻まれた文字なのか。

諏訪~天竜川流域に奥三河を合わせて、三遠南信地域。井伊谷のあたりが修験者のネットワークとか南北朝時代の南朝のラインとか。設楽郡のあたりは花祭りという日本最古ともいわれる伝統芸能も伝わり、伊勢の御神域にもなっています。
諏訪文化 ⇒ 出雲の統治下 ⇒ 大和政権へ国譲り 以降、南北朝の騒乱まで 大きな歴史のうねりを感じますね。

古代の国盗りでは、負けた方が捕虜になって移住込みで一所にまとめられ、ということを 捕虜=俘囚、居留地=別所 というそうですが、設楽郡を抜ける別所街道などに地名の名残りがあるようです。国内に限らずバビロン捕囚など神話になるほどの大移動も。

江戸の太平を通過して、明治になっては列強と肩を並べるため、実際の富国強兵とあわせて国家の正当性(=歴史がどこまで辿れるか)というテーゼがありました。成果としては”皇紀2600年”とか”国家神道”の成立など。万世一系という”ストーリー”に時系列を当て嵌めたことでしょうか。その成果を導く実験として、今回の古代文字をはじめとした日本独自の文字の発見、日本キリストの墓があった、ピラミッドがあった、など。「成吉思汗ハ源義経也」という説(リンク先は中段あたり)など。

 今回見てきた、手宮文字・みさくぼ文字ともに戦闘的な訳文になっているのは、時代背景なのでしょう。みさくぼの昭和35年というのも戦前の学者が現役だったり強い影響があるでしょうから。近代国家形成の動機と捉えれば、昨今の隣国の主張はまさに遅れてきた帝国しゅ、、、失礼。尚、この頃に日本書紀以前の古史古伝というものと、新興宗教というものが多数出てきました。

 ええと、だいぶ以前ですが、当社の女性事務員から『鬼のミイラ』と検索したら「社長のブログがHITしました」と言われたことがあります。落ち込みましたね。記事後半のリンクは全部、自分の記事ですから。

 執筆に当たり↓↓↓を普通に書架から取りだし、ホクホク顔で調べてましたよ。

神代文字-001 日本神代文字 -古代和字総覧- 吾郷哲夫 大陸書房S51

イイんです。自分に都合がよい書籍が復刊されましたから。
定本 何かが空を飛んでいる定本 何かが空を飛んでいる
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内容(「BOOK」データベースより)

UFO現象や神秘体験を明快に論じた奇跡的名著『何かが空を飛んでいる』がついに復刊!あわせて西洋近代オカルティズム略史、ジョン・ディーの精霊召喚、ナチズムとオカルト、南方熊楠と柳田國男の山人論争など、他界に魅せられし人々の、影の水脈をたどるオカルティズム・民俗学エッセイ・評論を一挙集成。


書き出しからもうね。空飛ぶ円盤は恥ずかしい。円盤の本をレジに持っていくのはもっと恥ずかしい(うろ覚え)と来て、ちょっと開き直ってから、本論。「UFOを見た、宇宙人にさらわれた」という現象(証言)を、UFO以前の時代はどう表現していたか、どんな心理状態か、どんな集団か、と古今東西の資料から多方面に。抑圧された側の人格によく見られる”症例”としてとらえた時に「そちら側の」精神史が見えてくる。というようなことを軽妙洒脱に。うん、自分もここを目指そう。

(勝手に)何かが空を飛んでいる のテーマ


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