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晩秋の日光 帰路は寅さん2本立て

日光猿

 晩秋に日光に行ってきたんですよ。お付き合いで。なかなかハードな州でね。

11/20 ISO14000 一次審査
11/22.23 県の消防協会視察
  初日 東京駅集合~調布 消防研究センター ~ 浅草泊
  翌日 防災メーカー大利根工場~鉄道博物館~ 大宮駅解散

  ~ 池袋泊で旧友が結婚するというのでお祝いの夕食会

巣鴨プリズン 永久平和の碑
※ 池袋はホテルがどこも満室でサンシャインプリンスホテルに割高で。
  隣接 東池袋中央公園にて巣鴨プリズン跡を偲び手を合わせる。

11/24・25 地元のお付き合いで日光ツアー
  池袋からJR~東武日光乗り入れの急行 ~ 日光で合流
  東照宮 ~ 鬼怒川泊 ~ 中禅寺湖・華厳の滝あたり
  帰路までそのまま観光バス。


 前置きが長くなりました。それぞれの写真は稿を改めます。今回は帰路のバスの中のお話し。
 
 長時間移動の帰りは映画を流して寝る人は寝る、どこの観光会社も同じでしょうか。客層を見てのチョイスだとは思いますが、大体は「男はつらいよ」「釣りバカ日誌」、少し前だと「必殺」の各シリーズ。子連れが多ければ「ルパンⅢ世」の各シリーズでしょうか。

 日光~浜松 間は距離があるので2本立てを「寅さんA」「寅さんB]になりました。10代では苦痛、20代では興味なし、30代でクスっとくることも、、、程度の扱いでしたが、40代になってわかってきましったね。「男はつらいよ」の感覚。それこそ40年前のシリーズですが、下町情緒とか旅人という要素からか古さは感じません。あ、筆者の感覚での話しなので熱烈なファンのかたがいましたら済みません。あまり人情を解さないタイプだと言われたこともある筆者でございます。

 で、今回の2本目 「男はつらいよ 葛飾立志編」シリーズ16作 1975。これ、ちょっと響きまして、旅そのもののネタより先に取り上げる次第。
第16作 男はつらいよ 葛飾立志篇 HDリマスター版 [DVD]第16作 男はつらいよ 葛飾立志篇 HDリマスター版 [DVD]
(2008/09/26)
渥美清、樫山文枝 他

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商品説明より(抜粋)
<ストーリー> 寅さんを本当の父親だと信じ、山形から修学旅行で上京した順子は、寅さんから勘違いだったことを知らされた。順子は、寅さんが昔、食事を御馳走になったお雪の娘で、お雪は去年亡くなったという。墓参りに山形を訪れた寅さんは、学問のないために男に騙され後悔していたお雪のことを知った。一方とらやでは、御前様の親戚で考古学を研究する礼子が下宿していた。再び柴又へ戻った寅さんは、礼子に心をひかれメガネをかけて勉学にいそしんだ。しかし、礼子は年配の恩師で天才肌の学者・田所に結婚を申し込まれる。 自分を知るために学問を身につけようとする寅さんのシリーズ第16作。■ロケ地/山形県寒河江市■マドンナ/樫山文枝

内容(「キネマ旬報社」データベースより)
かつて想いを寄せた人の娘の面倒を見るうちに学問の大切さが身にしみてきた寅次郎。ちょうど“とらや”には大学に残って考古学を研究している女性が下宿することになり…。


 まあ、いつもの身もふたもない寅さんの悲喜劇であることに変わりはありません。

が、起承転結の起の部分、寅次郎が学を志す切っ掛けの部分。
・とらや (寅さんの基準点)に女子高生「順子」が寅さんを訪ねてくる
・山形で途方に暮れていたところを世話してくれた「お雪さん」の子供らしい
・お雪さんが亡くなったことを知る
・墓参りに行って、住職よりお雪さんが「学問がないばかりに」と苦労したいきさつを知る
「ああ、お雪さんの気持ち、わかります。あっしも学問がないもので」

住職より「それは違う」と。己の愚かさに気付いた人間は愚かとは言わない。あなたはもう利口な人だ。
己を知る事が大事で、そのことにより他者を知り、世界を知る。勉強に早い襲いはないから40の手習いではじめなさいと、論語の一節を送られる。

子いわく、朝に道を聞けば夕に死すとも可なり

寅さん、和尚に「今の言葉もういっぺん教えてください。」

ここから本題の「学問を志す」がはじまります。

柴又に戻って喫茶店。読書中の女性(今回のヒロイン)に絡む。
・無理やりコーヒーを奢る。「コーヒーを飲むお金でもう一冊、本を買いなさい」
・店を出ての会話で「お姉さんはなんで学問をするんだい?」ヒロイン困惑、考えてみたこともなかったかい?と、「己を知るためだよ」とかっこつける。

以降、ヒロインが”とらや”に下宿することを知って、勉強を教えてもらう環境が整ったところから、いつものよこしまな純情だったりが入って、喧嘩と勘違いが入って、まあ本当にいつも通りです。最後にホロリときて終劇。


長々と記憶を頼りに書いてきたわけですが、「学問がないのはつらいことだ」とうなだれるところから「いやまだ遅くないんだ、己を知ることだ」と立志するところが印象に残りまして。しかし見た時からすでに半月あまり、年末モードなので、大切に感じたこともすごい勢いで忘却していきますね。もう少し大事な映画だった気がします。

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