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早い通報・少ない損害 (旧)東海銀行 防災チラシ

井戸開放場
弊社の庭先ですが、防災用井戸を近隣住民に開放し、MM式火災報知機のレプリカを夜間照明として設置してから、ほぼ一年。10か月ほどですか。ぼちぼち地域のランドマークになりつつあるようで、タクシーの運ちゃんにもわかりが良くなってきました。嬉しい事です。
 さて、名古屋の古書店で時間調整。掘り出し物の旧東海銀行チラシ300円也。多分、昭和35年くらいの発行。
 MM式火災報知機は、公衆型として街中に設置して、所轄消防に通報されたもので、大都市圏で昭和36年をピークに増加が止まり、加入電話の通信網の充実とともに電話での通報が飛躍的に伸び、昭和40年にはMM式による通報が全体の1%を下回り。S42年度には増設の中止、同46年度に5か年計画で全面廃止を。49年には全撤去完了。メーカー・ホーチキさんのショールームや四谷の消防博物館などに資料として残るのみ。携帯が普及して電話ボックスが、とかEメールの普及でFAXが、とか。通信インフラは進歩が速いですね。
TKG-001.gif
TKG-002.gif

 で、チラシ。上段に提灯から火よけ笠、龍吐水、常軌消防車など、江戸~明治期の火消し道具。真ん中にMM式が通報手段として中心にあり、当時最新鋭の消防車両、船舶に指令を飛ばすような配置。放水塔車、高圧化学車、照明車、排煙車、無線附き消防車など。うん、かっこよい。

 下段は裏面です。上記火消し道具の解説に始まり、

早い通報は損害を少なくします。
火災報知機または119番などで知らせる場合は、望楼で発見された場合に比べ1/3~1/4の損害で済みます。

火災の原因はコンロ、タバコが多いようです。
火遊びや焚き火の後始末に注意。

12月からは火災が急に増えます。
火を使う1.2.3月。※地球温暖化が叫ばれた近年は、夏季猛暑での火災も増えています。

グラフは左から(すべて33年度統計)、
・覚知方法別 建物火災1件当たりの焼失面積
被害が大きい順に、望楼発見、駆けつけ通報、巡回中、一般加入電話、ぐっと下がって火災報知機、火災報知専用電話。

・月別火災件数
・出火原因

こんろ、タバコ、煙突、火遊び、放火(疑いは半分)、内燃機関、焚き火、こたつ、とり灰、、、、
※時代の移り変わり、大きいですね。低い方には火鉢や囲炉裏なんてありますから。

火災報知機の経済効果についてまとめたことがあります。本チラシよりさかのぼる大正末ごろのデータで。火災報知機メーカー自体が損保会社の発起人で始まったり、本チラシも金融機関が啓発すべき社会的リスクであること。考えさせられました。

TKG-003.gif
いっしょに発見、明治43年8月大洪水 隅田川堤防決壊 工兵防御
現代でいう自衛隊の出動案件ということでしょう。法被姿の人足が褌の尻をからげてとは時代劇なんかで見慣れた風景でしょうが、左から2番目や右端に洋装にフンドシが。いかすスナップだとおもいました。500円也。

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