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愛称は新東名高速走路

 出張で神戸まで行って参りました。木・金曜で週末の用事の為、ある企図を以て自家用車で向かいました。が、東名に乗ってから青くなりました。名神集中工事期間中;渋滞180分の電光掲示が、、、。大体目的地まで260KMなので出発のゆとりは2時間しか見ていません。

ポク・ポク・ポク・・・・チーン

  、、、書いていて恥ずかしくなりました、、、一休です。すみません。
  ひらめけー、ひらめけー、ひらめけー、、、、、、ピコーン!ひらめいた!
  はっちゃく(あばれ)もありましたね(40歳前後の人に聞いてください)。


 豊田JCT~伊勢湾岸に避難~新名神~京滋BP・名神~山陽道~阪神高速で新神戸駅の地下トンネルまで、70KM/1hくらいの遠回り、ざっくり330KMの走行距離になったでしょうか。完全に渋滞無しで迂回できました。ちょっと遅れてはいけない義理掛けでしたが、(本来は公共交通機関で手堅く移動しないのが非常識)、受付開始の15分前に何食わぬ顔で「ィヨッ!コンチハ!」とウェルカムドリンクを頂き、ゆったりと構える(フリ)。今、NEXCOの路線図で確認すると、本格運用前の無料開放区間も結構あったようです。道路状況がよくなり、本当に助かりました。

 東京方面に向かう場合も(ちょっと知っていれば)バイパスや地方有料道路が充実しているので、渋滞よりは遠回りでも動いているほうが良い人は逃げ道を持っています。大体、関東、関西、静岡をのぞく中部(名古屋圏ということでしょう)は道路は充実してきています。静岡だけが大動脈のようで国道、バイパスもいつも渋滞していますので逃げ道が無いんです。新幹線も静岡は動脈瘤扱いでのぞみはパス。で、防災上、駿河湾も由比~富士川のあたり新幹線、在来線、東名、国道1号線が地形的に密集してしまい、ココが寸断されたら物流はアウト。

 ここで、第二東名への期待です。
全区間について道路整備特別措置法第3条に基づき、中日本高速道路(NEXCO中日本)が主体となって事業を進めている。

略称は第二東名高速・第二東名。静岡県では、新東名高速道路(しんとうめいこうそくどうろ)の愛称を積極的に使用している[1]。NEXCO中日本でも一部で新東名の名称も使用している[2]。

東名高速道路と並行する道路として計画され、第二東名高速道路連絡路を介して相互に補完し合う計画とされている。新名神高速道路(整備時の呼称は「第二名神高速道路」、法定路線名は近畿自動車道名古屋神戸線)とともに、東京・名古屋・大阪を結ぶ日本の新しい大動脈として期待されており、「第二東名神」として一体で呼ばれる[3]。新名神高速道路は2008年2月23日に亀山JCT-草津田上ICが部分開通した。

道路規格が高い(第1種第1級)ため線形は良いが、トンネル・橋梁が連続するため工事費用は割高になっている。総事業費は約7兆円、全線開通時期は2020年を予定している。静岡県内の御殿場JCT(仮称)-引佐JCT(仮称)、および第二東名高速道路連絡路を経由する三ヶ日JCT(仮称)までの区間は、2012年(平成24年)度に先行して供用開始する予定である。(wikiより引用)



 静岡県としては必死です。
『第二東名を一日も早く開通させよう!!』
~ バイパスを作らないと日本の心臓が止まるかもしれない。 ~
(静岡県公式HP)
 ちょっとリンク先より拝借しますと、

現東名は我が国の大動脈です。この大動脈が、慢性的な渋滞や交通事故の多発等により、閉塞寸前の状態の現在、日本経済の活力を高めるためにも、我が国の交通ネットワークにおける第二東名の位置付けは高いものです。

 また、予想される東海地震では、静岡県全域及び愛知県・神奈川県の一部が、震度6以上の想定震域とされています。こうした災害時における緊急輸送路として、また日本の大動脈の流れを寸断しないためにも、第二東名が必要です。

 とくに、昨近、公共事業に対して、一律に日本の将来に負担を残すだけかのような論調が目立ちます。しかし、公共事業により整備される社会資本の中には、産業の生産力や生活の利便性を向上し、長期的に経済の成長力を高めていく効果等有する>ものがあります。

 とのこと。特に下部強調部分に強く同意しています。拙ブログでは度々、TVだけ見ているとバカになる、報道を鵜呑みにせず情報を自分で判断できるように、という話題が登場しますが、キッカケになったのは第二東名の賛否に関するA社のと討論番組です。今では懐かしくさえ感じますが、道路公団民営化で猪瀬さんが、、、という小泉内閣の時分です。まだ自分も若く、イロイロなニュースや報道に接しても、ん?ちょっと理屈がおかしいだろ?という違和感程度で、まあ、そんなもンかな、と流す程度でしたが、さて、地元に関する「道路問題」にスポットが当たったらゾ~ッとしました。地元が何にも言えないところから全国に悪意に満ちた誤報・虚報が喧伝されていくところを目の当たりに。

 まずはインフラ計画自体が選良による議会制民主主義のプロセスで決定していることを念頭に入れなければいけません。この問題では道路族でしたが、族議員というものがここ数年で寸断されグローバリゼーションに巻き込まれ、今の景況である。この視点も一つ片隅にでも入れておいて欲しいと思います。

 さて、公団解体、不要不急の高速道路計画の抜本的見直し(無期延期扱いになりましたね。)の状況の中、日曜朝に全国に向けてどのような報道(という名の世論誘導)がなされたのでしょうか。うろ覚えですが、番組を再現して見ます。

1) 田舎の野山を法外な高値で買収している。第二東名御殿が並び田舎成金が増えた。
2) その実、道路利用見込みはついていない。赤字路線決定である。
  現地の”声”は?・・・「だンれも使わね~ら」
3) 橋脚やトンネルの特殊仕様の数々。まるで土木見本市。
4) 全国の無駄な農道、スーパー林道の特集。
5) 結論・・・第二東名は不要、利権誘導の悪の権化、公団解体!
間に、国土交通省、道路公団、静岡県へのインタビューもありましたが、言葉を濁してモゴモゴするところばかり抜き出した印象を持っています。あと、余計な疑惑を高めたり不安を煽るBGMや効果音にも悪意を感じました。

以下、違うんでないの?と思った部分。
1)法外な高値で買収・・第二東名御殿が・・・
 →何十年あるいは数百年暮らした土地家屋は簿価からして固定資産税が殆ど掛かっていません。 新築着工特需と新家屋の新しい資産算定で、税収として将来的に自治体へ還元される公共投資。
2)現地の”声”は?・・・「だンれも使わね~ら」
 →ここが一番笑うトコロ。現地の声はミカン農家のおじいさん。軽トラで自宅・畑・農協・役所にしか行きません。「だンれも使わね~ら」にもなります。でも、卑怯な論法です。名古屋~東京間の運送屋さんに聞いていなかったこと。静岡県内の業務車両にしても、長距離移動者に挟まれて東名の渋滞に乗って、降りていくんです。静岡を通過する車両、地域産業の車両お互いのメリットにもなり、スムーズな物流で経済活性化に繋がることでしょう。
最近こんな発表があり、注目しています。
 第二東名の新貨物システム(連結・隊列走行)、11年から実証実験
NEXCO中日本の「夢ロード懇談会」が具体化に向け検討
カーゴニュース4月21日号
3)・・・まるで土木見本市。
 →日本のインフラ技術の開発は国際競争力が高く、建設産業と技術維持は国策として指導育成することが国益。建設不景気にあるなか、すでに廃業や技術者不足が危惧されています。伊勢神宮の式年遷宮とは、宮大工の技術保存の為の一大事業でもあります。インフラ事業の国際貢献について、好きなエピソード。
国の大動脈、日本-パラオ友好橋が完成 崩落から5年、日本の援助で生まれ変わる 2002年01月11日
 
独立行政法人 国際協力機構(JICA)のプレスリリースです。施工は鹿島建設さんの技術。なお、親日国家パラオとの歴史的な関係はこちら。博士の独り言 様のブログよりリンク記事以外でもいつも勉強になるオススメ時事ブログです。
4)全国の無駄な農道、スーパー林道・・・
 →う~ん、どうだろ、実際にありそうですが、本件と同じように局側の結論ありきのイロイロな印象操作もあると訝っています。地元にも型枠大工さんですが、型枠材として(環境配慮のためコスト度外視で)旱魃材を取り入れ、野山の環境保護に取り組んでいる先輩がいます。林業の衰退には、安価な輸入材も勿論あり、林業保護に対する必要がありますが、山林の手入れで間伐するにもそうですが、天竜美林から旱魃材を運び出すための道路環境が悪くて捗らない、とくじけそうになっています。新しい環境産業の萌芽かも知れないのに。
5)第二東名は不要、利権誘導の悪の権化、、、、
 →この結論の民営化プロセスの政治日程のため、公団叩きの結論ありきの誘導的な編集なのだと思います。

 冒頭の神戸までの迂回路、SAや道の駅などで名物名産を気軽に買えるようになりました。陸の孤島といってはなんですが、伊勢や伊賀、信楽など有名なのに行き難かったあの名所が近くなり、観光に向けての整備で地場産業が活気付くことにもなります。帰りは西名阪自動車道で大阪~奈良~三重のルートで帰ってきましたが、途中で自動車専用の一般国道、名阪国道になり、亀山JCTから東名阪・伊勢湾岸に繋がりました。明日香には何度も行っているのでルート地域の発展を実感しています。法隆寺、橿原神宮、天理まで道が繋がったので、GSや道の駅から出来てきたのだと思います。途中のロードサイドも物流拠点やホテル、企業誘致ではシャープ亀山工場が一番大きいのでしょう。建設中の堺工場とも意外と近いもんだな、と思いました。関連企業の出店と衣食住産業の追随まで含めれば「道が繋がった」ことによる経済効果は、地域の活性化として充分役割を果たしているものだと思います。今の世界的な経済状況では内需拡大に望みを託さなければならないし、そのような気力体力は日本に関してはあると思っています。(30代の自殺が最多というニュースがあったばかりでなんですが)企業誘致、観光誘致で国内を循環する動脈整備。血の巡りと代謝の促進です。そんなことを思いながら遠乗りしていました。

 なお、帰路は今日の日付に変わるのを待ち、土曜日1000円で帰ってきましたよ。

そんなことで 第二東名高速道路の進捗状況です。供用開始を楽しみにしています。



5/17追記 あまりに文章が荒れていましたので修正とともに、下記リンク追加。意外と景気回復も早まるかも知れません。期待しましょう。

「市場が動き始めた」 シャープ堺工場10月稼働 液晶需要回復で前倒し「びっくりするくらい市場が動き始めた」──シャープが堺に建設している液晶パネル工場の稼働開始を半年前倒し。現在、亀山第2工場がフル操業状態になるなど、需要回復の兆しが出てきているためだ。
2009年04月08日(ITmedia)
記事詳細はリンク先で。



テーマ : 政治・経済・時事問題
ジャンル : 政治・経済

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