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横浜から考える世襲と名門の区別

 メーカー某社の販売代理店表彰式に御呼ばれしました。たまにメーカー上層部や全国の同業先輩経営者とお話しする機会に恵まれると大変勉強になります。会場は開港150年の横浜。
 
 主催の某社さん、今月に予定される株主総会で社長が変わります。市場や業界に多大な貢献をし卒業される現会長、六年間の厳しい建設市場のなかで黒字体質に再生し新会長になられる現社長への労い。そして天性の営業手腕、粘り腰の営業本部長が新社長に昇格されます。新聞上でも発表されていることなので、特段心配していませんが、インサイダーとか変な迷惑がかかってもいけませんので、消しておきましょう。業界改善、社内改善ののち、攻めの新社長。付いて行きます、今後ともよしなに。
 新商品レビューでは修行時代の同期2名が雛壇に登壇して驚く。防災セキュリティ市場に画期的な新商材を投入してきます。乞うご期待。同期との夜はのちほど。

 参列の同業社長2名から本ブログ「見てるよ、大変でしょ」「先週、更新サボってたね」とお声掛け有り。あまり派手なアクションが苦手なので、ビジネスブログや政経ブログなど登録もせず、本業HPからのリンクや検索結果で訪問いただいている読者様に支えられて地味に運営しているので、生のリアクションがうれしかったです。E社長、S沢先輩、見てますか?こんばんは。

 ところで、このイベントでは毎回、時流にあわせた記念講演があり、前回も著名なBCPカウンセラー氏より阪神淡路から山古志村まで豊富なボランティア体験に基づく大変示唆に富むレクチャーを受けました。今回は西松事件、民主代表交代による政変の予測と興味深く拝聴して来ました。といっても、このブログ、たびたび報道マスコミは眉唾だと繰り返しています。まずは尊敬するブログ 1ドットの声にもギガバイトの魂様より【社会】本を読む親の子は優秀…下位の子の親はTVのワイドショー好き - ベネッセ調査のエントリを参照していただきたいと思います。ブログ主「どあのぶ」氏は戦う過労サラリーマンだそうです。「メディア監視やコラム・社説・論説・・最近の報道にメスを入れながら まったり近況も報告(´・ω・`)ゞ 」「メディアの闇・談合メディアの世論操作ぶった斬ります 」と硬派な話題を柔らかく。リンク先から戻られましたら、メディアを疑えという観点で今回の記念講演について報告します。

 講師は 岩見 隆夫氏。政治評論家。毎日新聞客員編集委員。人選を主催企業に確認すると「業者からの講演リストから予定と予算だけだよ。」とのこと。内容についてちょっと毒舌も入りそうですが、安心して批判します。配布資料より、毎日新聞のコラムや朝から「みの●んた」なんかと管巻いてる有名人なので、特に匿名の必要はないと思います。

 まず世襲の批判から掴みに来ました。フフフフ、会場の調査をしていないな。代理店感謝会ということで全国36社集まっていますが、2世3世に大分世代交代が進み、「息子を頼む」とJrに代理出席させる会社もあります。一世代上の2代目の先輩も「地域に尽くして社員に尽くして頑張ってどこが悪いんだ」、バトンタッチを考える創業社長も「身内だから使命感を叩き込める」。そこには相続に対する税制など(金に換算できない事業の為の土地社屋や設備、看板料など目に見えないものまで資産とされ税金になります。2代目廃業の正体です。逃げ出したいです)。ローカル企業の多くは世襲ですが、地域に有益な会社は老舗として残り、新しい産業が興ればまたそこから名門企業が登場し、重層的な社会だからこの国は発展してきたんです。政治的な世襲批判も名門であることの価値と同列・是々非々で判断しないと社会的に取り返しが付かなくなるぞ、と申し上げておきます。欧米でもノブレス・オブリージュという考えがあり、「貴族の負う義務」として戦地で最前線に立つなど、苦労を知らしめねば統治者として認められないとされています。アーサー王子などの冒険譚はその流れ、騎士道です。日本武尊の神話より皇族の義務としても現代のボランティア精神まで受け継がれています。武士道も良く知られるところですが、商家でも江戸の大火の復興資金や材木は大店が担保供出しています。この会場、横浜の名門ホテルのペリー来航の間で行われましたのでついでに、アメリカは自由平等の国ですが、クリントン政権のペリー元国務長官は黒船外交のペリー提督の末裔、極東スペシャリストの名門です。名門といわれる使命感と考えあわせると、今回の世襲批判は随分と刹那的で現世利益な感じがします。縦糸の判断を加味しなければミスリードの批判からは逃れられません。

 掴みだけで随分長くなりましたね。その後も、(作為的な)世論調査の数字、総理の漢字の読み間違い、など無責任な放言を延々90分垂れ流していました。「作為的」「無責任な」とまで言い切れる内容でしたので反響があれば続編を書きます。ただ、これは書いておきます。麻生さんは御爺さん(吉田茂)の足元にも及ばない、鳩山新代表は御爺さん(鳩山一郎)には及ばないがお父さん(鳩山威一郎)を超えたと、何の論拠も示さずニヤニヤ話している。これは気持ち悪かった。正しい判断の妨げになるので、黙らせたほうが良い。世襲を繰り返すとどんどん劣化すると言い切った後の話題。この場にいる1/3は親父を超えてやるという立場の人、もっと怒ってもよかった気がしています。現代、そんなに悪い世の中ですか?そして、世襲が中だるみになった頃、中興の祖という傑物が出てくる。徳川の歴史や建武の中興に証明されています。オーナー企業でも創業の精神は、伏流水として世代を貫きます。歴史観の欠落している人間には分からないことです、だから馬鹿者と言い切れます。


 さて、そんな風にイロイロと難しく考えていたら、隣の気さくな大先輩社長、「あいつらヨ、会場の土地や来客の下調べもしねンだぜぃ?」と話しかけてくれました。「ああいう偉そうなの(文化人)が地元でセミナーに来たら、まずココ(東北某市)の人口を知っているか聞いてやるんだ」と教えてもらいました。講師はみんな真っ青になって御付の人に確認するそうですが、人口9万の駅前の果物屋に銀座のパーラーの成功事例を説くな、とやれば「尻尾巻いて逃げてぐぞぃ」と、また良い先輩と知り合うことができました。質疑応答で真面目に今後の政局なんかを訪ねる人がいましたが、「防災屋なんだから、感知器をもっと売るにはどうしたらいいか、メディアで火災の現状をもっと伝えろ。」とバッサリ。全面的に賛同します。知らないだけなら勉強をすればよく、馬鹿に聞くと馬鹿になる、これは胸に刻むべき教訓にしております。先般も愛称は新東名高速走路のエントリで、マスコミの世論誘導について疑うようになった切っ掛けをお話しました。このような評論家について冷ややかになった出来事もあわせてご紹介しておきます。某政治家の政治活動のために某評論家が応援に来ましたが、運営の方より2次会懇親会へも呼ばれましたのでお付き合いしましたが、自分を称する表現が「我々、知識人は・・・」と、この時点で本人を前に吹き出してしまいました。その後長々とスナックで3次会まで御伴しましたが、まあ中身のないこと、ご自分の青年時の体験以降、40~50年は資料と個人的な思想だけで執筆業をされているので、逆に世間のことを何も知らないんだとビックリしました。何か不都合な反論があると「この若造がっ」の繰り返しで、自分の結論以外の情報には対応できないご様子。最後は楽しくからかっていました(性格、悪いですか?)。なお、その先生はまたこちらに来たときに「あの若造は来てないの?」と探してくれたそうなので、先生にも刺激になったようです。とにかく 報道とは、事実だけ知らせてくれれば良く、中身は自分で判断しますから、余計なことは言わんでください。という姿勢になった切っ掛けです。


 会場は横浜の名門ホテル、大変歴史が有り昔の同僚や2代目3代目の若い衆の話題もあります。長くなりましたので後日紹介します。

テーマ : 政治・経済・時事問題
ジャンル : 政治・経済

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